2025.05.28

採用試験関連

福岡市 一般選考試験の志願状況を公表。全校種での平均倍率は3.6倍に

福岡市教育委員会は5月28日、ホームページで令和8年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)の志願状況を公表した。

今年度の志願者数は小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭の合計で1,487名(前年度1,402名)、高等学校教諭で66名(前年度64名)となり、小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭では前年度より85名増、高等学校教諭も前年度より2名増となった。
また、平均倍率は小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭で3.5倍(前年度2.7倍)、高等学校教諭は6.6倍(前年度8.0倍)となった(※注)。
※注:福岡市の志願状況は「小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭」の区分と「高等学校教諭」の区分でそれぞれ発表され、合算した場合の志願者総数は1,553名(前年度1,466名)で、全校種合計での採用予定者数(432名。前年度は521名)に対しての平均倍率は3.6倍(前年度2.8倍)となる。

受験区分別の志願者数では小学校621名(前年度584名)、中学校496名(前年度504名)、高校66名(前年度64名)、特別支援学校(小学部)92名(前年度80名)、特別支援学校(中学部)74名(前年度54名)、養護教諭143名(前年度129名)、栄養教諭61名(前年度51名)で、中学校以外の校種は前年度より志願者数が増加した。
また、受験区分別の志願倍率は小学校3.9倍(前年度2.4倍)、中学校2.8倍(前年度2.8倍)、高校6.6倍(前年度8.0倍)、特別支援学校(小学部)3.1倍(前年度2.0倍)、特別支援学校(中学部)1.9倍(前年度1.4倍)、養護教諭17.9倍(前年度16.1倍)、栄養教諭15.3倍(前年度17.0倍)となっている。

なお、今回発表された志願状況は一般選考試験分のみとなり、大学連携特別選考との併願者および教職経験特別選考分については含まれていない。

福岡市の教員採用試験(一般選考試験)は、1次試験が6月15日(日)。2次試験は7月28日(月)から8月22日(金)までの間に行われる。
結果の発表は1次が7月上旬(前年度試験では7月9日)、2次は9月中旬(前年度試験では9月19日)の予定となっている。



福岡市教育委員会・令和8年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)の志願状況について(PDF)
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/documents/R8_shiganjoukyou.pdf