【教育ニュース】文部科学省は7月15日、2024年度の文部科学白書を公表した。少子化が急速に進む中で、国公私立の別なく、大学の「再編・統合、縮小、撤退の議論を避けることはできない」と強調。私大だけではなく国立大についても、学士課程の定員見直しの必要性を指摘した。
また、私大の「安易な公立化の回避」についても言及。地方自治体が私大の経営を引き継ぎ公立化する際には、地域の人材需要や将来の運営見通しについて十分な吟味を行い、慎重に対応するよう求めた。
大学の縮小・撤退、議論不可避 急速な少子化を受け―文科白書(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071500351&g=soc
【参考】令和6年度 文部科学白書(文部科学省HP)
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab202001/mext_00001.html