大分県教育委員会は9月10日、令和8年度(令和7年度=2025年実施)大分県公立学校教員採用選考試験の「秋選考試験」の実施要項を発表した。
大分県の秋選考試験で実施するのは、一般選考では今夏実施の選考試験で受験者のなかった高校の農業(畜産)、工業(土木)、水産(機関)。特別選考では他県教諭特別選考(特別選考Ⅳ=小学校、中学校、高等学校、特別支援学校)。採用予定者数は一般選考で4名(農業1、工業2、水産1)、特別支援学校で37名(小学校15、中学校12、高校5、特支5)としている。
主な出願資格は、昭和41(1966)年4月2日以降に生まれた者で、試験区分に応じた教員普通免許状を保持(令和8年3月31日までに取得見込みを含む。なお、水産〈機関〉の志望者は水産または商船の高等学校教諭普通免許状及び3級以上の海技士〈機関〉の海技免状を現に所有している者または令和8年3月31日までに取得見込みの者〈3級以上の海技士(機関)の海技免状については採用時期の延期を申請し、令和9年3月31日までに取得予定の者を含む)し、大分県内のどこにでも赴任できる者で、一般選考の受験者については、令和7年4月1日から出願までの間に他の自治体で実施された教員採用試験の最終試験において合格を得ていない者。また、特別選考Ⅳの出願者については、大分県を除く都道府県または政令指定都市が実施する教員採用選考試験に合格し、公立の学校又は国立大学法人が所管する学校の正規教員(志望する試験区分と同一区分に限る。臨時的任用の者は除く)としての勤務期間が令和8年3月31日現在3年以上(休職・育児休業の期間を除く)あり、現在、公立の学校もしくは国立大学法人が所管する学校の正規教員または都道府県教育委員会若しくは市区町村教育委員会の正規職員(臨時的任用の者は除く)として勤務している者(ただし、出願時において休職中の者を除く)としている。
試験内容は今夏実施の試験と同様で、一般選考では1次試験で筆記試験(教養試験、専門試験)、2次試験では模擬授業および面接Ⅰ(模擬授業に関する質問)、面接Ⅱ(個人面接)を実施。特別選考Ⅳは面接Ⅱ(個人面接)のみ実施する。
秋選考試験の日程は一般選考と特別選考Ⅳでそれぞれ異なり、出願の受付は一般選考が9月19日(金)9時から11月25日(火)17時15分まで。特別選考Ⅳが9月19日(金)9時から10月20日(月)17時15分まで、いずれも原則として大分県電子申請システムを利用したインターネットによる出願となる(※特別選考Ⅳについては、出願締切日までに別途郵送または持参による必要書類の提出が必要)。
試験日は一般選考の1次試験が2025年12月14日(日)、2次試験が2026年1月18日(日)。特別選考Ⅳが2025年11月8日(土)となる。なお、一般選考の1次試験と特別選考Ⅳは大分県内と東京都内の2会場、一般選考の2次試験は大分県内の会場で実施する。
結果の発表は一般選考の1次試験が2025年12月22日(月)、2次試験が2026年2月2日(月)、特別選考Ⅳが2025年11月26日(水)にそれぞれ行われる。
大分県教育委員会・令和8年度大分県公立学校教員採用選考試験『秋選考試験』(令和7年度実施)
https://www.pref.oita.jp/site/kyoiku/r8oitakyoin-akisenko.html
大分県教育委員会・令和8年度大分県公立学校教員採用選考試験(秋選考試験)実施要項(PDF)
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2250696.pdf