石川県教育委員会は9月26日、令和8年度石川県公立学校教員採用候補者選考試験の結果を発表した。
今年度の石川県の教員採用試験は筆記試験が7月19日(土)、実技が7月20日(日)、面接が8月2日(土)と3日(日)にそれぞれ行われ、前年度の858名より3名減の855名が受験し、前年度の318名から2名少ない316名が採用候補者(合格者)となった。
また、大学3年生を対象とした選考(特別選考区分C・令和9年度採用)には205名(前年度126名)が受験し、前年度(72名)から24名増となる92名が成績基準到達者となった。
校種別の合格者(令和8年度採用予定)は、小学校143名(今年度受験者282名 前年度合格者140名)、中学校・高校137名(今年度受験者425名 前年度合格者137名)、特別支援学校30名(今年度受験者41名 前年度合格者26名)、養護教諭5名(今年度受験者86名 前年度合格者5名)、栄養教諭1名(今年度受験者13名 前年度合格者3名)となっている。
また、最終倍率は全校種平均で昨年度と同じ2.7倍。校種別では小学校2.0倍(前年度2.1倍)、中学校・高校3.1倍(前年度3.0倍)、特別支援学校1.4倍(前年度1.7倍)、養護教諭16.8倍(前年度15.2倍)、栄養教諭13.0倍(前年度4.3倍)となっている。
一方、今回の試験から中学校・高校と特別支援学校中学部・高等部が対象に加わった大学3年生を対象とした選考(特別選考区分C・令和9年度採用)には、前年度の126名(小学校118名、特小8名)から79名増となる205名が筆記試験、適性検査、実技試験を受験し、96名が成績基準到達者となった。
校種別の到達者は、小学校63名(今年度受験者118名 前年度到達者65名)、中学校・高校30名(今年度受験者90名 前年度実施なし)、特別支援学校3名(今年度受験者4名 前年度合格者は特支小学部のみで7名)となっている。
また、大学3年生を対象とした選考の倍率は全体で2.1倍(前年度1.8倍)。校種別では小学校1.8倍(前年度1.8倍)、中学校・高校1.8倍(前年度実施なし)、特支1.3倍(前年度は小学部のみで1.1倍)となっている。
※大学3年生を対象とした選考の倍率は時事通信出版局調べ
大学3年生を対象とした選考での成績基準到達者は、大学4年次で受験する次年度(令和9年度=2026年実施)試験では「大学3年生受験で基準に到達した者を対象とした選考」として面接試験(模擬授業、個人面接)のみ受験となる。また、今回の試験で成績基準に達しなかった者は、次年度は区分C以外の試験区分で受験することができる。
石川県教育委員会・令和8年度石川県公立学校教員採用候補者選考結果(PDF)
https://www.pref.ishikawa.jp/kyoiku/kyousyoku/exam/pdf/R8_senkoukekka.pdf
石川県教育委員会・令和8年度石川県公立学校教員採用候補者受験番号(PDF)
https://www.pref.ishikawa.jp/kyoiku/kyousyoku/exam/pdf/R8_kouhosya_bangou.pdf