2025.10.04

採用試験関連

京都府 「教師力養成講座(第19期生)」の募集開始

京都府教育委員会は、京都府の公立学校の教員を強く志望し、京都府公立学校教員採用選考試験を受験予定の大学3回生や大学院1回生などを対象とした「教師力養成講座」第19期生の募集を行っている。

「教師力養成講座」は、京都府の教育について学ぶ機会を提供するとともに、採用後即戦力となりうる教育実践力を養成するもので、学級経営、児童生徒理解、教育課題等の各分野に関し学校現場での実践に基づいた特別講義を実施する「『夢・未来』講座」と、学校現場で専任の指導教員のもとで各教科、特別の教科 道徳、総合的な学習(探究)の時間、特別活動等教育活動に関する演習を実施する「教育実践演習」の2つのプログラムで構成している。また、実施期間を2026年2月から5月とすることで、年度末や年度初めの学校行事や学級経営の様子を経験することもできるとしている。

募集対象となるのは小学校、中学校(国語、社会、数学、理科、外国語〈英語〉、技術、家庭)、高校(国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語〈英語〉、家庭)および特別支援学校の教員志望者で、今期からは中学校「技術」「家庭」、高校「家庭」志望者も募集対象に加わった。募集定員は90名程度となっている。

主な出願資格としては、京都府の公立学校(京都市立学校を除く)の教員を強く志望しており、令和9年度京都府公立学校教員採用選考試験を受験予定である大学3回生、または大学院1回生及びそれに相当する者で「京都府の教員養成サポートセミナー修了(見込み)者」「京都府「教職へのとびら」講座に係るオンデマンド講座を受講し、指定のレポートを提出及び学校現場体験を第1クールで11月28日(金)までの間に5日以上行った方」「大学における教職インターンシッププログラムの修了(見込み)者」「令和7(2025)年4月から11月28日までの間に10日以上、または大学入学時から11月28日までの間に15日以上(※)の学校ボランティア経験を有する者(校種は問わないが、志望区分と同一校種であることが望ましい。学習支援員等として任用され勤務した期間、京都府「はんなり」教員養成プログラム活動期間も含む)」のいずれかに該当する者で、「夢・未来」講座(期間中月3回程度、主に水曜日午後6時30分〜同8時30分に実施)に原則としてすべて参加できること。あわせて、教育実践演習を期間中20日以上行えることと、志望区分における校種・教科の普通免許状を有する者又は令和8年度中に取得見込みであること(特別支援学校教員志望者は、特別支援学校教諭の普通免許状及び幼稚園、小学校、中学校、高等学校いずれかの校種の普通免許状とする)となっている。
(※)新規募集教科の中学校「技術」「家庭」、高等学校「家庭」志望者については、今年度に限り、令和7年4月から11月28日までの間に5日以上、または大学入学時から11月28日までの間に10日以上の学校ボランティア経験を有する方とする。

出願の受付期間は11月7日(金)の必着で、在籍する大学または大学院を通して出願書類を提出。選考については11月から12月にかけて筆記試験(小論文)、個人面接、書類審査を行い、合格発表は12月24日(水)に行う。

なお、「教師力養成講座」受講生が、講座を良好な成績で修了し、さらに在籍する大学または大学院から推薦があった場合には、令和9年度(2026年実施)京都府公立学校教員採用選考試験における「京都府「教師力養成講座」修了者に係る大学推薦特別選考」の対象者となる。



京都府教育委員会・教師力養成講座
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?p=79

京都府教育委員会・「教師力養成講座」第17期生募集要項
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/wp-content/uploads/2025/10/★教師力養成講座19期募集要項(施行).pdf