新潟県教育委員会は12月23日、「令和8年度実施新潟県公立学校教員採用選考検査について」として、令和8(2026)年度実施の新潟県公立学校教員採用選考検査(試験)の主な日程および変更点を公表した。
新潟県の1次試験は、2024年実施の試験から従来の7月に実施する試験に加えて一部の教科で複数回実施しているが、今回も1回目の試験(春選考)を5月10日(日)に、2回目の試験(夏選考=全校種・教科対象)を7月5日(日)に実施する。
1回目の試験での実施校種・教科は「小学校」「中学校(国語、英語、技術)」「高校(国語、商業、工業)」「特別支援学校」で、新たに中学校の「技術」、高校の「商業」と「工業」が加わる一方、2025年の試験で実施した高校「英語」は今回は行われない。
令和8年度実施試験からの主な変更点は以下の通り。
①小学校で「英語専科指導教員」、特別支援学校で「通級指導教室担当教員」を新たに募集する。
「英語専科指導教員」については、小学校教諭および中学校教諭「英語」または高等学校教諭「英語」の普通免許状の取得(取得見込み)を出願条件とする。また「通級指導教室担当教員」については、正規教員として通級指導教室担当1年以上の実務経験を出願条件とし(実務経験証明書を提出)、対象者は1次試験を免除する。
②高校の「地理歴史・公民」を「地理」「歴史」「公民」として、高校「理科」を「物理」「化学」「生物」「地学」として、それぞれ募集する。
新潟県教育委員会・令和8年度実施新潟県公立学校教員採用選考検査について
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/gimukyoiku/2026kyouinnsaiyou-release.html