【教育ニュース】文部科学省は12月18日、中央教育審議会（文科相の諮問機関）の作業部会に、教員免許取得に必要な単位数を削減する案を示した。小中高の１種免許（大卒相当）の場合、現在は59単位の取得が必須だが、これを小学校で35、中学で31、高校で29単位とする。教員の成り手不足が深刻化する中で、免許取得を目指す学生の負担を軽減し、志望者を増やす狙い。

必須となる単位数を減らした上で、大学の各学部で履修する専門科目の単位を20単位取得することを要件とする。小学校は合計で55、中学は51、高校は49単位の取得が必要となる。


教員免許、必要単位を削減へ　志望学生の負担を軽減―文科省（時事ドットコム）
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025121800922&g=soc

【参考】文部科学省：今後の教職課程や教員免許制度の在り方について（中間まとめ）案（教職課程・免許・大学院課程ワーキンググループ〈第4回〉配布資料より）
https://www.mext.go.jp/content/20251218-kyoikushokuin-000045915_1_1.pdf