2026.03.06

教育ニュース

全国の「教師不足」3827人 臨時講師の確保困難に―文科省調査

【教育ニュース】全国の公立小中高校などに配置されている教師の人数が自治体の配置定数を下回る「教師不足」の状況について文部科学省が調べたところ、2025年5月1日時点で計3,827人に上ることが分かった。同省が5日公表した。同省は教師不足に臨時講師の確保が追い付いていないとしており、成り手不足の深刻化が改めて浮き彫りとなった。

不足は、定年による大量退職を受けて若手教員が増え、病気や妊娠・出産などで欠員となっても、教員人材が民間企業を希望するなどの理由で、学校側が臨時講師を十分に確保できないため発生。同省は21年度、都道府県や政令市の教育委員会などを対象に教師不足に関する調査を初めて実施。今回が2回目となる。
それによると、25年5月1日時点の不足数の合計は21年同日時点の2,065人から85.3%増加。内訳は小学校1,699人、中学校1,031人、高校508人、特別支援学校589人だった。不足が発生している学校の割合は小学校7.1%、中学校8.1%、高校7.8%で、特別支援学校は25.4%に上った。

前回474人だった小学校の学級担任不足は1,086人と2倍以上に増加。各学校は主幹教諭や校長、副校長などが代替したり、少人数指導のために配置していた教員を充てたりしていた。


全国の「教師不足」3827人 臨時講師の確保困難に―文科省調査(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026030500966&g=soc

【参考】文部科学省:令和7年度「教師不足」に関する実態調査
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/mext_00018.html