2026.04.10

採用試験関連

長野県 令和9年度(令和8年=2026年実施)試験の選考要項を発表

長野県教育委員会は4月10日、ホームページに令和9年度(令和8年=2026年実施)の公立学校教員募集案内・採用選考要項を掲載した。
(※長野県の選考要項は「小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校」版「高等学校」版に分かれるとともに、印刷版の配布を取りやめ、ホームページでの閲覧またはダウンロードのみとなっている〈※養護教諭は志望する校種によって選択〉)。

長野県の1次試験は小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校が6月27日(土)28日(日)の2日間、高校は6月27日のみの実施となる。また、2次試験は8月3日(月)から7日(金)までの間に行う。なお、2次試験の受験者(全校種)は1次試験と2次試験の間の指定された期間にオンラインによる適性検査を受験する。
結果の発表は1次が7月中旬(前年度は7月16日)、最終の合格発表は8月下旬を予定している(前年度は8月29日)。

出願期間は4月13日(月)〜5月7日(木)までで、全校種で「ながの電子申請サービス」を用いた電子申請での出願と、高校の受験者は最終学校における「学業成績証明書」(大学院在籍者又は修了者は大学院及び卒業大学、大学の通信制在籍者または修了者は通信制大学及び卒業大学)を郵送で送付する(※小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校の受験者は1次試験初日の6月27日〈1次試験免除者は2次試験の実施日〉に提出)。
また、選考区分により別途提出書類がある場合には、5月7日までに郵送で送付する(※一部の提出物は郵送での提出日が異なるほか、提出物を画像ファイルとして電子申請時に提出後、原本を2次試験の実施日に提出するものもある。詳細は選考要項を確認のこと)。

このほか、他県での正規教員(経験者)や長野県への移住希望者を対象とした「信州UIJターン秋選考」は10月24日(土)に実施。募集案内は9月15日(火)に長野県教育委員会のホームページで発表し、同日より9月30日(水)までを出願期間とする。

今年度の採用予定者数は、小学校260名(前年度250名)、中学校140名(同130名)、高校130名(同130名)、特別支援学校60名(同60名)、養護教諭(小中)10名(前年度10名)、養護教諭(高校)若干名(同若干名)、栄養教諭若干名(同若干名)で、小学校と中学校が前年度より採用予定者数を増やし、総数では前年度の580名より20名増となる600名を予定している(※小学校・中学校・養護教諭(小中)の予定者数は長野県内を4ブロックに分け、ブロックごとに採用数を設定した合計数)。
また、採用予定者数の内数として、身体に障がいのある人を対象とした選考で10名程度、「スポーツの技能や実績のある人を対象とした教員選考」で若干名を採用予定としている。

今年度試験からの主な変更点は下記の通り。
【全校種共通】
①従来の特別選考を再編し、講師から正規への道をひらく「ステージアップ選考(講師経験者選考)」、培ってきた能力を生かす「スキルアップ選考(特別選考)」、高い専門性を生かす「スペシャリスト選考(専門選考)」の3種類の選考とし、それぞれの頭文字(STAGE・UP、SKILL・UP、SPECIALIST)から取った新たな選考区分「信州3S選考」を実施する。
・「ステージアップ選考(講師経験者選考・ST)」では、従来からの「学級担任経験のある小学校/中学校受験者を対象とした選考」に新たに「特別支援学校受験者」も対象とするほか、長野県内の小・中学校の講師経験者で中学校免許を2教科以上所有している者を対象とした選考に加えて、県内の公立小・中・高・特別支援学校で講師経験が2年以上あり、かつ特別支援学校教諭免許状を有する者で、複数教科の中学校または高等学校教諭免許状所有者、または、小学校・中学校・高等学校のうち、いずれか2種類の教員免許所有者を対象とした選考(特別支援学校教諭免許状を有する者で、複数の免許状所有者を対象とした選考)を新設し、いずれの該当者も1次試験を免除する。
・「スキルアップ選考(特別選考・SK)」では、過去に長野県の正規教員として通算3年以上の勤務経験のある者のうち結婚、介護、家族の転勤等で退職した者を対象とする「信州カムバック選考」を新設し、該当者は1次試験を免除するほか、小学校・中学校・特支での合格者に対しては、復帰に向けた研修を実施するほか、復帰後の働き方についても、正規教員としての勤務の他にも育児短期間勤務や、正規教員としての任用を一時的に猶予するなどの選択を可能とする。
また、従来の補欠合格者を対象とした選考のうち、小・中学校の受験者が2年連続で補欠合格者となった場合に信州UIJターン秋選考への受験を可能とする「2年連続補欠合格者 秋チャンス選考」を実施する。
(スキルアップ選考では、ほかに「前年度補欠合格者を対象とした選考」「大学推薦選考」「正規教員経験者を対象とした選考」を実施)
・「スペシャリスト選考(専門選考・SP)」では、新たに小・中学校で「日本語指導資格所有者選考」「学芸員資格所有者選考」、高校で「ネイティブ英語教員選考」を実施する。
「日本語指導資格所有者選考」では、希望する校種の普通免許状を有している者で、日本語教育機関認定法に基づき、登録日本語教員の登録を受けた者または登録見込みの者を対象に1次試験を免除。「学芸員資格所有者選考」では、希望する校種の普通免許状を有している者で、学芸員の資格を所有し、博物館・美術館等での勤務経験が通算2年以上ある者を対象に1次試験を免除する。また、「ネイティブ英語教員選考」では、母国語が英語もしくはそれと同等の英語力を有する学士以上の学位を有する者で、日本の学校現場で1年以上勤務経験のある者を対象に1次試験を免除する。
(スペシャリスト選考では、ほかに「英語資格所有者を対象とした選考」「発達障がい児童生徒特別支援のための選考」「博士号取得者を対象とした選考」を実施)

②「障がいのある人を対象とした選考」の受験可能な方について「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」の交付を受けている者とする。

【小学校、中学校共通】
③小学校・中学校の受験者に対する出願時のブロック希望を、従来の4ブロック(「東信」「南信」「中信」「北信」)から、「全県(全県どこでもよい)」「東信・南信(東信・南信のどちらでもよい)」などを含めた11ブロックに拡大するとともに、第1希望、第2希望を選択するようにする。
 
④小学校・中学校の併願で受験する受験者に対し、出願時に「第1希望のブロックを優先」または「学校種を優先」のどちらかを選択できるようにする。

⑤小学校・中学校の受験者のうち「登録日本語教員の資格取得者」に5点、「日本語教育能力検定試験(公益財団法人日本国際教育支援協会)合格者」「学位を持ち、日本語教師養成講座(※文化庁への届出が受理された420時間以上の日本語教師養成講座)を修了した者」に各3点の加点を、新たに実施する。

【特別支援学校のみ】
⑥特別支援学校の受験者のうち「特別支援学校教諭免許状保有者(見込みを含む)で、高校「情報」の教諭免許状保有者(見込みを含む)」に対し「5点」を加点する。

【高等学校のみ】
⑦全員対象の適性検査を廃止し、1次選考合格者(2次試験受験者)を対象にオンラインで実施する。

⑧選考教科のうち「福祉」については、令和9年度試験では実施しない。



長野県教育委員会・令和9年度 公立小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校 教員募集案内・採用選考要項(PDF)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/gimukyo/jukense/documents/33_youkou.pdf

長野県教育委員会・令和9年度 長野県小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校採用選考要項 未来をひらく
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/gimukyo/jukense/r8senkou2.html

長野県教育委員会・令和9年度 長野県小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校教員採用選考 情報(令和8年度実施)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/gimukyo/jukense/r8senkou1.html

長野県教育委員会・令和9年度 長野県公立高等学校教員募集案内・採用選考要項(PDF)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/joho/documents/01r9kokosaiyo-guideline.pdf

長野県教育委員会・令和9年度長野県公立高等学校教員採用選考情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/joho/r9kyoinsaiyo.html