山形県教育委員会は4月17日、令和9年度採用 山形県公立学校教員選考試験(令和8年=2026年実施)の実施要項を発表した。
山形県の試験日程は、1次試験が7月11日(土)、2次試験が9月1日(火)から3日(木)のうちの指定日に実施する。試験結果の発表は1次が8月7日(金)、2次が9月29日(火)に行われる。
出願受付期間は4月20日(月)から5月12日(火)までで、原則として「やまがたe申請」を利用した電子申請での受付となる。なお、一部の特別選考志願者や加点申請等を行う場合には、別途、必要書類を簡易書留で郵送する必要がある(郵送物について5月14日〈木〉の消印有効)。
実施要項は、紙媒体での配布は原則として行なわず、山形県のホームページから各自でダウンロードすることになる。
今年度試験での採用見込数は、小学校(小学校英語を含む)135名(前年度採用見込み数160名)、中学校90名(同90名)、特別支援学校30名(同30名)、高校30名(同30名)、養護教諭15名(同15名)で、小学校が前年度より25名減となった以外は前年度と同数としている。なお、特別支援学校については小学部と中学部のみの募集。栄養教諭については令和8年度試験に引き続き募集を行わない。
また、高校の募集教科では、令和8年度試験で募集のなかった「公民」「美術」の募集を行う一方で、「物理」「化学」「音楽」については令和9年度試験では募集を行わない。
今回の試験からの主な変更点は下記の通り
①元職教員特別選考、現職教員特別選考における出願要件の緩和
前回の試験(令和8年度採用試験〈2025年実施〉)より「小学校または中学校での勤務経験者(3年以上)は、該当免許があれば、小学校または中学校へ出願できる」としていたのを、「小学校、中学校、特別支援学校での勤務経験者(3年以上)は、該当免許があれば、小学校、中学校、特別支援学校へ出願できる」として、特別支援学校も対象とする。
②東京会場(一次試験)における対象校種、教科・科目の拡大
1次試験のうち、東京会場(明治学院大学 白金キャンパス=東京都港区)で受験可能な教科として中学校・特別支援学校中学部の「技術」を追加する。
(※東京会場で受験可能な校種・教科は、小学校と特別支援学校小学部、中学校と特別支援学校中学部の国語・理科・技術、高等学校の国語・情報・機械・電気・土木・工業化学・商業。また、東京会場で受験可能な選考区分は「一般選考」「大学推薦特別選考」「元職教員特別選考Ⅱ」「現職教員特別選考Ⅱ」のみ)
③秋選考の本格実施
令和8年度試験で小学校を対象に実施した「秋選考」(元職教員特別選考Ⅲ、現職教員特別選考Ⅲ)を令和9年度試験より本格実施する。
選考を行う校種は、小学校、中学校、特別支援学校のうち秋選考の実施要項(10月下旬公表予定)で示す校種、教科・科目で、対象区分は令和8年度と同様に、元職教員特別選考Ⅲ、現職教員特別選考Ⅲ。試験日は12月上旬を予定している(令和8年度の秋選考は11月23日に実施)。
④加点制度の拡大
大学推薦特別選考での加点について、3年次特別選考A合格者への加点(10点)としていたのを、大学推薦特別選考に出願した者へ加点(10点)を行い、3年次特別選考A合格者に対しての加点は「15点」とする。
⑤小学校英語の採用枠終了
小学校英語の採用(学級担任または英語の専科指導教員等として、小学校における英語教育を推進する役割を担う教諭を採用)については令和10年度採用試験(2027年実施)までとし、それ以降は実施しない。なお、中学校または高等学校の英語の普通免許状を有する者(取得見込みの者を含む)への加点については継続予定。
⑥適性検査のオンライン化
これまで2次試験において紙面による適性検査を実施していたのを、1次試験合格者に対し、2次試験前にオンラインによる適性検査を実施する。
⑦大学3年次特別選考(A・B)の名称変更
これまでの大学3年次特別選考A(大学、短期大学、大学院の最終年次の1年前の年次〈大学3年生等〉が受験)を「大学3年次特別選考」、大学3年次特別選考Aの合格者が大学4年生等の最終年次で受験する大学3年次特別選考Bを「3特A合格者特別選考」に、それぞれ名称を変更する。
山形県教育委員会・令和9年度採用山形県公立学校教員選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.yamagata.jp/documents/49829/r9youkou.pdf
山形県教育委員会・令和9年度採用山形県公立学校教員選考試験(令和8年度実施)
https://www.pref.yamagata.jp/700026/bunkyo/kyoiku/kyoin/r9saiyo.html