2026.10.20

採用試験関連

和歌山県 令和10年度(令和9年=2027年実施)試験の変更点の概要を公表

和歌山県教育委員会は10月20日、ホームページにて令和10年度(令和9年=2027年実施)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験での主な変更点についての概要を公表した。
今回公表された、令和10年度試験からの主な変更点は下記の通り。

①1次試験における共通問題の活用
1次試験で実施する筆答試験については「教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」で作成した共通問題(教養試験、教科専門試験)を活用して実施する。試験時間はいずれも60分で、解答はマークシート式。

②大学4年生等を対象とした大学推薦選考の新設
大学等から推薦を受けた者を対象とする推薦選考を実施し、対象者は1次試験を免除する。対象となるのは、教諭一種免許状取得の課程認定を受けている大学、または教諭専修免許状取得の課程認定を受けている大学院・教職大学院に在籍する者で、令和10(2028)年3月31日までに卒業(修了)見込みで、翌年度の採用を希望する、和歌山県を第1志望とし、大学等の学長等から推薦を受けた者で、推薦要件として、取得単位科目の評価が「良」以上8割以上、かつ「優」以上5割以上であること(※「優」80点以上、「良」70〜79点、「可」60〜69点〈「合格」「認定」等得点化できない科目は含めない〉)とする。
受験できる校種・教科等は、実施要項に記載する一般選考と同じで、各大学等からの推薦人数の上限は小学校・特別支援学校は各2名、その他は校種・教科等ごとに各1名とする。

③大学3年生チャレンジ受験の新設
令和10年度採用試験の1次試験を「大学3年生チャレンジ受験」として、教諭一種免許状取得の課程認定を受けている大学に在籍する、出願時点において大学3年生(令和11〈2029〉年3月31日までに卒業見込みの者)の受験を可能とする。受験できる校種・教科等は、実施要項に記載する一般選考と同じで、合格した場合は翌年度採用試験の1次試験が免除となる。
なお、和歌山県で「大学3年生チャレンジ受験」が実施されることにより、近畿エリアすべての自治体で夏期試験(6月実施)にて大学3年生の受験が可能となる。
(※これまで和歌山県では、県教委が指定する大学からの推薦を受けた大学3年生を対象にした大学推薦特別選考として2〜3月に試験を実施〈令和10年度の試験は2027年2月28日(日)に実施〉)。

④小学校志願者の特別支援学校への併願制度の導入
小学校を第1志望、特別支援学校を第2志望として併願できる制度を導入する(なお、令和10年3月31日までに特別支援学校教諭普通免許状を取得していない場合は、採用後3年以内に同免許状を取得もしくは申請することを前提として併願を可能とする)。

⑤1次試験の免除制度の変更
「前年度の1次試験に合格し、2次試験を不合格となった者(受験した校種・教科に限る)」および「特別選考のうち、現職教諭及び県内元教諭の資格要件を満たす者」について、これまで1次試験の一部免除だったのを「全免除」に変更する。

⑥中高共通教科の募集枠の変更
これまで中高共通で募集していた「国語」「数学」「理科」「英語」を、「中学校」と「高等学校」の校種別に募集する。

⑦加点制度の拡充
新たに「登録日本語教員資格を有する者」および「社会福祉士、公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士のいずれかの資格を有する者」を1次試験(教科専門試験)での加点対象資格とする。


なお、和歌山県の1次試験は2027年6月12日(土)に実施。また、実施要項は2027年4月上旬(令和9年度試験では4月10日)に和歌山県教育委員会ホームページに掲載予定としている。



和歌山県教育委員会:令和10年度(令和9年度実施)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験の主な変更点について(PDF)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top_d/fil/R10saiyou_henkouten.pdf

教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会:令和10年度教員採用選考に係る第一次選考の共同実施における出題方針について(PDF)(PDF)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top_d/fil/R10shutsudaihoushin.pdf

和歌山県教育委員会:教員採用候補者選考試験
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top.html