三大特集 合格の土台づくり 特集1 教採を知り尽くせ!
教師になりたい!皆さんは、熱い気持ちを持っているからこそ、厳しい教職課程を履修し、学習を重ねて来られたのでしょう。しかし、熱意だけで教師になることはできません。夢をかなえるには、最終関門「教員採用試験」に合格しなければいけないのです。
「最近、教職は人気が落ちている」。こんな話を聞いたことがある人もいるでしょう。確かに、以前より倍率が下がっているのは事実。しかし、全校種の平均倍率は約5倍、うち大学4年生の合格者は3割程度しかいません。つまり、年に一度の大勝負で「現役合格」を勝ち取れる人はごく一握りだけなのです。
そんな厳しい勝負に挑む皆さんですが、教員採用試験について、どの程度のことをご存知でしょうか。教職教養の出題傾向、面接や論作文でどんなことが問われるか知っていますか。最新の教育時事や一般時事を押さえていますか?この他、合格のために必要な知識は、まだまだ山ほどあります。
「やることが多すぎて、何から手を着けていいか分からない」。そんな人も多いでしょう。でも、大丈夫です。本年で創刊41年目を迎える『教セミ』が、2019年夏まで毎号、合格に必要な「最新」の知識・対策法をしっかりお伝えします。教員採用試験についてまったく知らない人も、合格する自信がない人も、再チャレンジするという人も、ぜひ信じてついてきてください。皆さんが一年後に笑っていられるよう、筆記試験から面接、論作文まで手取り足取り、全力でサポートしていきます。
三大特集 合格の土台づくり 特集2 ノートはこう作れ!
合格者に教採対策で何から始めたかを聞くと、多くの人がこう答えます。「過去問を見て、分析することから始めました」
教採は、学習すべき範囲が膨大です。それだけに、出る可能性が高い部分と、低い部分をしっかりと見極め、能率的に学習しないと、カバーしきれません。そのために不可欠なのが、志望する自治体の「過去問分析」です。多くの合格者がこれを起点に対策を進め、合格を勝ち取っています。
そこでこの特集では、過去問分析をしながら、オリジナルのノートを作る方法を紹介します。志望自治体の出題傾向と、自身の得意分野と苦手分野を把握して、一早く合格の一歩を踏み出し、ライバルと差を付けましょう!
三大特集 合格の土台づくり 特集3 重要テーマをつかめ!
教員採用試験は、大きく分けて「毎年定番」の領域と、「トレンド」的な領域からの出題があります。このうち、対策がしづらく、得点差が付きやすいのが、トレンド的な出題です。市販の問題集だけでは対策ができないため、教育界の動向や最新トピックを頭に入れていく必要があります。その際、最も参考になるのが、2018年夏実施の最新の試験問題です。
この特集では、編集部が6月下旬から7月下旬にかけて実施された試験をどこよりも速く緊急解析!そこから見えてきた8つのトレンド=重要テーマを紹介します。読めば、1年後の合格の手がかりが見えてくるはずです。
集中連載 スイスイ分かる!「新学習指導要領」スーパーガイド
大改訂となった新学習指導要領(2017年3月告示)。膨大な内容の中から、試験に出るポイントを12のテーマに分け、専門家がわかりやすく解説していきます。第8回目のテーマは「小・中学校 道徳科」。