福岡市教育委員会は、6月12日、新型コロナウイルス感染症対策のため、採用試験を一部変更して実施することを、ホームページで発表した。

１次試験では、適性検査と小学校・特支小学部（専門教養の時間内で実施）と中学校・高校の英語（専門教科試験と別に実施）で実施する英語リスニングテストが中止となる。
また、受験者の密集を避けるため、試験会場を福岡市内の３会場に分散して実施する。
なお、適性検査が中止になったことに伴い受験科目が適性検査のみの方（教職経験者特別選考の受験者の一部）については１次試験会場への来場が不要となる。

２次試験では、試験日程が当初予定の8月17日（月）〜25日（火）から変更され、8月8日（土）〜12日（水）と17日（月）〜19日（水）となる。
また、模擬授業は学習指導案の作成時間を短縮（45分程度→30分程度を予定）するほか、小学校・特支（小学部）の実技試験のうち、ピアノ伴奏及び歌唱は中止となる（日常英会話については実施）。

あわせて、受験者に対してはマスクの着用やアルコール消毒や試験会場の換気の実施など、教員採用試験の受験にあたっての協力や、今後の状況等によっては、再度変更となる可能性もあるとして、ホームページを随時確認するよう呼びかけている。



福岡市教育委員会・【重要】令和3年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験 実施内容の変更等について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/23323/1/020612_jyukenshanominasamahe.pdf?20200612091452

福岡市教育委員会・令和3年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験における受験上の注意について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/23323/1/020612_ryuiten.pdf?20200612091452