広島県教育委員会・広島市教育委員会は、10月16日、令和3年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験の結果を発表した。
広島県・広島市の教員採用試験は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、7月18日に予定されていた1次試験が延期となり、当初の2次試験の日程であった8月20〜22日に23、29、30日を加えた計6日間で、試験項目を削減して1次試験と2次試験を合わせて実施する形となり、1,524名の受験者に対し、1,046名が採用候補者名簿に登載された。
校種別の名簿登載者(合格者)数は、小学校が504名(前年度2次合格者522名)、中学校が300名(前年度2次合格者278名)、高校が120名(前年度2次合格者147名)、特別支援学校が81名(前年度2次合格者97名)、養護教諭が27名(前年度2次合格者40名)、栄養教諭が14名(前年度2次合格者10名)となっている。
なお、受験者数を合格者数で割った最終倍率は全校種合計で1.5倍(前年度2.5倍)となったが、これは出願者数が前年度を上回ったにもかかわらず、試験日程の変更等により受験者数が前年度を大きく下回ったことが影響したものとみられる(参考:出願者数3,050人→3,232人、前年度1次受験者数2,763人→本年度受験者数1,524人)。
※受験者数、最終倍率は時事通信出版局調べ。なお、今年度の校種別受験者数は未発表。
広島県教育委員会・令和3年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験 結果について
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/04file/r03saishugokaku.html
広島県教育委員会・令和3年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験結果通知後の提出物について
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/04file/r3tsuuchigoteishutsubutsu.html