【教育ニュース】国際教育到達度評価学会(IEA)は8日、世界の小学4年と中学2年を対象とした2019年の国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果を公表した。日本は中2数学の平均得点が2回連続で過去最高を更新。小4理科は過去最高だった前回から7点下がったものの、小4算数と中2理科は変わらず、小中ともに5位以内を維持した。
文部科学省は「国際的に引き続き高い水準を維持している」としており、小4理科の得点低下については今後詳細なデータを分析する方針。
調査は4年に1度行われ、今回は58カ国・地域の小学生、39カ国・地域の中学生が参加。日本では147校約4200人の小4、142校約4400人の中2が対象となった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120801046&g=soc