横浜市教育委員会は3月19日、令和３年度（2021年）実施横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の試験要項等を掲載した。

横浜市の試験日程は、１次試験が7月11日（日）。２次試験は8月中旬から9月中旬にかけて行われる予定で、最終合格発表は10月に行われる。
受験案内の配布開始は4月5日（月）からで、出願期間は同日から5月14日（金）まで、インターネットによる申し込みとなる。

募集人員は小学校500名（前年度390名）、中学校・高校215名（同185名）、特別支援学校40名（同40名）、養護教諭25名（同20名）、高校（養護）若干名で、小学校で110名、中学校・高校は30名の大幅増となっている。また、育児休業代替任期付公立学校教員として100名もあわせて募集する。

今回の試験からの主な変更点として、全選考区分を対象にオンラインによる適性検査を実施する。検査結果は２次試験の際に、補助資料として使用される。
また、特定資格の所有者を対象とした１次試験への加点制度の対象を拡大し、小学校受験者で中学校または高校の「英語」の免許保有者、小学校、中・高の受験者で特別支援学校の免許状保有者（いずれも取得見込みを含む）に対する加点について、これまでの一般選考に加えて、特別選考①（教職経験者特別選考）特別選考②（社会人・国際貢献活動経験者特別選考）特別選考④（スポーツ等特別選考）にも適用される。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止等の観点から、論文試験は中止となる。



横浜市教育委員会・横浜市公立学校教員採用候補者選考試験
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.html

横浜市教育委員会・令和3年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の概要について（記者発表資料）（PDF）
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.files/0090_20210316.pdf