滋賀県教育委員会は、4月23日、令和4年度(令和3年=2021年実施)滋賀県公立学校教員採用選考試験の実施要項を発表した。
滋賀県の1次試験は、筆記が6月27日(日)、面接は7月3日(土)4日(日)。2次試験は8月16日(月)から8月下旬までのうちの指定する1日または2日間で実施される。
結果の発表は1次が7月30日(金)、2次は9月下旬に発表の予定となっている。
出願期間は4月30日(金)〜5月19日(水)までで、電子申請での受付となる。
今年度試験での主な変更点としては下記の通り。
①高校で「情報」の募集を行う。なお、受験資格は「情報」の普通免許状に加え、高校の他の教科の教員免許状を有する者または令和4年3月31日までに取得見込みの者に限る。なお、「情報」のほかに、高校については前年度の募集教科に加えて、地理歴史の「地理」、理科の「化学」「地学」(代わりに「生物」は募集なし)、工業は前年度までの「機械系」に加えて「電気系」「化学工業系」の募集を行う。
②第一次選考の「専門教科・科目」における加点項目の追加と変更。該当するのは以下の通り。
・小学校教員:中学校教諭免許状(外国語(英語)以外)所有による加点
・中学校教員;小学校教諭免許状所有による加点
・高等学校教員(地理歴史志願者対象):高等学校教諭免許状(公民)所有による加点
・小学校教員・中学校教員(英語志願者対象)・高等学校教員(英語志願者対象):英語の資格等所有者による加点(※一部変更)
・小学校教員・中学校教員・高等学校教員・特別支援学校教員:司書教諭講習修了証書所有による加点
③「現職教諭等」ならびに「教諭経験者」に対する第一次選考の一部免除要件を、一般選考のすべての校種・職種に広げるとともに滋賀県内外の私立学校も対象に加える。
④障害者特別選考の「課題作文」に代えて「エントリーシート」とする。
⑤スポーツ特別選考の志願回数の制限を廃止する。なお、一定の要件を満たし、2025年に滋賀県で開催する第79回国民スポーツ大会で本県選手として活躍することが期待できる者については、「小論文」に代えて「課題作文」を課す。
⑥高等学校教員の社会人特別選考対象教科に、数学と英語を追加する。
なお、今年度の採用予定者数は後日滋賀県教育委員会のホームページにて発表される。
滋賀県教育委員会・令和4年度(2022年度)滋賀県公立学校教員採用選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5246187.pdf
滋賀県教育委員会・滋賀県公立学校教員採用選考試験
https://www.pref.shiga.lg.jp/edu/zinzisaiyou/bosyu/318216.html