神奈川県教育委員会は、6月23日、ホームページに「令和3年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験 模擬授業の内容について」として、2次試験(8月9日〜19日)で実施する模擬授業のテーマを公表した。
神奈川県の模擬授業は前年度(令和2年度=2020年実施)試験では新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となっており、今回は2年ぶりの実施となる。
各校種別の模擬授業のテーマは以下の通り。
小学校:確かな学力を育成するために、児童が主体的に課題解決を図るよう工夫された授業
中学校:確かな学力を育成するために、生徒が主体的に課題解決を図るよう工夫された授業
高等学校:教科における学習と社会とのつながりを踏まえた、単元計画(題材計画)に基づき、学習の見通しを立てたり、学習したことを振り返ったりする活動を取り入れた授業
特別支援学校:発達の段階等に応じて、児童・生徒が基礎的・基本的な知識及び技能を習得し、他の学習や生活の場面で活用できるようにするための「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業
養護教諭:児童・生徒の現状と課題を養護教諭の視点でとらえ、自分や他者の「いのち」を大切にする豊かな心や健やかな体を育む授業
また、内容及び留意点は以下の通り。
〇 受験する校種等・教科(科目)等の授業を行ってください。
〇 授業は教室で行います。机やいすの移動、着替えなどはできません。また、会場の電源は使用できません。なお、危険物(火気、劇薬等)の持込は禁止します。
〇 テーマに沿った1単位時間の授業計画を立て、指導案(※注意参照)を作成し、導入から展開にかけての最初の10分間(準備、片付けを含む)を模擬授業として行います。
(※注意)指導案作成等の詳細は、第1次試験合格者に郵送でお知らせしますが、A4サイズの紙片面1枚にまとめてください。受験区分が英語の方は、表面に英語の指導案、裏面に日本語の指導案を作成し、1枚にまとめてください。
神奈川県教育委員会・令和3年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験 模擬授業の内容について
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/y4g/cnt/f7272/202106232.html