富山県教育委員会は、9月17日、令和4年度 富山県公立学校教員採用選考検査の2次検査(2次試験)の結果発表を行った。
富山県の教員採用試験2次検査は8月21日(土)22日(日)に行われ、503名が2次検査を受検して、前年度より8名減となる335名が任用候補者名簿に登載(2次合格)された。
このほか小学校で20名、中学校・高校で23名、特別支援学校Aで2名(2次受験者27名)、養護教諭で3名、栄養教諭1名の補欠者(計49名)がおり、採用内定者の辞退等により欠員が生じた場合には、順次名簿に追加登載される予定となっている。
校種別の名簿登載者(2次合格者)数は、小学校が160名(2次受験者221名 前年度登載者数169名)、中学校・高校が141名(2次受験者223名 前年度登載者数144名)、特別支援学校Aが20名(2次受験者31名 前年度登載者数15名)、特別支援学校Bが4名(2次受験者8名 前年度登載者数5名)、養護教諭が7名(2次受験者13名 前年度登載者数8名)、栄養教諭では3名(2次受験者7名 前年度登載者数2名)となっている。
また、特別選考(社会人経験A・B、教職経験、特定資格、国際貢献、スポーツ実績、障害者、大学推薦)では合計で45名が登載となった(前年度登載者数は51名)。内訳は社会人経験Aが6名、社会人経験Bが1名、教職経験が17名、特定資格が2名、スポーツ実績が6名、障害者が3名、大学推薦が10名で、国際貢献は0名だった。
なお、最終倍率(1次受検者数を名簿登載者数で割ったもの)は全校種合計で2.1倍(前年度2.3倍)となり、ここ10年間では最小となった。校種別では小学校が1.6倍(前年度1.6倍)、中学校・高校が2.4倍(前年度2.7倍)、特別支援学校Aが1.9倍(前年度2.7倍)、特別支援学校Bが3.0倍(前年度3.6倍)、養護教諭が7.7倍(前年度7.5倍)、栄養教諭は5.3倍(前年度1.0倍)となっている。
富山県教育委員会・令和4年度 富山県公立学校教員任用候補者名簿登載状況について
https://www.pref.toyama.jp/documents/21863/210917_r4_tousaisyajoukyou.pdf
富山県教育委員会・令和4年度 富山県公立学校教員採用選考検査 任用候補者名簿登載者
https://www.pref.toyama.jp/documents/21866/210917_r4_tousaisyabangou.pdf