京都府教育委員会は3月29日、ホームページ上に「令和5年度京都府公立学校教員採用選考試験の問題に関する主な変更点について」として、令和5年度(令和4年=2022年実施)京都府公立学校教員採用選考試験の問題に関し、受験者数の確保による優秀な人材の採用のため、筆記試験の出題分野の変更や解答時間、出題数の縮減を予定していることを公表した。
一般教養試験ではこれまで、「一般教養分野」と「教職教養分野」から出題していたのを、今回の試験より「一般教養分野」からの出題をなくし、「教職教養分野」からの出題のみとする。
教職教養分野の出題範囲としては、教育課程、教育法規、教育心理、人権教育、生徒指導、特別支援教育等となっている。なお、全体の問題数はこれまでと同程度とし、解答時間は40分間で変更はない。
専門教科試験については、一部の職種・教科について解答時間を90分間から70分間に変更し、出題数も縮減する。
解答時間が変更となるのは、中学校の「音楽」「美術」「保健体育」「技術」「家庭」の各教科。高校の「保健体育」「音楽」「美術」「書道」「家庭」「情報」「農業」「工業」「商業」「水産」「福祉」の各教科。それと「養護教諭」「栄養教諭」となっている。
なお、その他の変更点については、4月中旬公表予定の令和5年度京都府公立学校教員採用選考試験実施要項にて示される予定としている。
京都府教育委員会・令和5年度京都府公立学校教員採用選考試験の問題に関する主な変更点について
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?action=common_download_main&upload_id=4449
京都府教育委員会・採用試験関連情報
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?page_id=19