2022.04.28

採用試験関連

鹿児島県 令和5年度(令和4年=2022年実施)採用試験の試験要項を発表

鹿児島県教育委員会は4月28日、令和5年度(令和4年=2022年実施)鹿児島県公立学校教員採用選考試験の試験要項を発表した。

鹿児島県の1次試験は7月10日(日)。2次試験は8月23日(火)〜9月7日(水)のうちの指定日(1日。ただし小学校及び特別支援学校小学部の受験生は指定日とは別の日に体育実技を実施)に行われる。結果の発表は1次は8月上旬、2次は10月中旬を予定している。

出願は電子申請または郵送で行い、期間は5月9日(月)から、電子申請の場合は5月30日(月)の17時15分まで、郵送の場合は5月30日当日の消印まで有効となる。
なお、提出書類等については、5月6日(金)に鹿児島県教育委員会のホームページに掲載される。

今年度の採用予定者数は小学校285名(前年度採用予定者数280名)、中学校150名(同98名程度)、高校22名(同36名)程度(※)、特別支援学校45名(同45名)、養護教諭25名(同24名)、栄養教諭2名(同8名)となっている(※高校については教科によって採用予定者数を若干名としているものがある)。
なお、今年度の高校の募集教科では、昨年度実施のなかった工業の「建築」と芸術の「書道」、特別支援学校中学部・高等部の「家庭」が追加されている(特別支援学校中学部・高等部の「技術」は募集なし)。また、「水産」については「水産(海技)」として募集する。「水産(海技)」の受験資格は、高等学校の「水産」または「商船」の普通免許状を所有し、かつ3級以上の海技免状を所有する者となる。

今年度の試験からのおもな変更点は下記の通り。
①年齢制限がこれまでの49歳以下から、54歳以下(昭和43〈1968〉年4月2日以降に生まれた者)に変更となる。
②中学校・特別支援学校小学部を第1希望とする者で、小学校を第2希望として併願する者(小学校(併願))を対象とし、中学校から上限10名程度、特別支援学校小学部から上限5名程度を小学校採用者として選考する。小学校(併願)で受験できるのは、小学校と中学校、小学校と特別支援学校双方の普通免許状を所有する者(取得見込みを含む)で、試験では第1希望の中学校または特別支援学校の試験を受験し、選考にあたっては、中学校・特別支援学校小学部の2次試験までの結果を踏まえて総合的に判断する。
③特別選考について、新たに「教職大学院特別選考」を実施する。すでに教職大学院を修了している、または令和5(2023)年3月31日までに修了予定で、志願する校種・教科の専修免許状を所有、または令和5(2023)年3月31日までに取得見込みの者が対象となり、書類審査の上で1次試験の教職教養試験を免除する。



鹿児島県教育委員会・令和5年度鹿児島県公立学校教員採用選考試験
http://www.pref.kagoshima.jp/ba03/kyoiku/saiyo/shiken/youkou.html

鹿児島県教育委員会・令和5年度鹿児島県公立学校教員採用選考試験 試験要項(PDF)
http://www.pref.kagoshima.jp/ba03/kyoiku/saiyo/shiken/documents/81213_20220426165641-1.pdf