富山県教育委員会は4月20日、ホームページ上に「令和5年度富山県公立学校教員採用選考検査の実施について」として、今年度(令和4年=2022年実施)試験の日程などを公表した。
富山県の1次試験は7月16日(土)および17日(日)、2次試験は8月20日(土)および21日(日)にそれぞれ行われる。結果の発表は1次が8月中旬、2次が9月中旬の予定。
実施要項の配布は4月28日(木)から始まり、願書の受付期間は5月6日(金)から6月1日(水)までの間、簡易書留による郵送のみで受け付ける(6月1日消印有効)。
今年度試験での変更点としては下記の通り。
①特別選考「教職経験」の選考対象に「定年前離職者」を加える。対象となるのは、富山県の正規教員として実務経験3年以上を有する59歳未満で、令和4年3月31日までに離職し、かつ、令和4年4月1日現在において退職日から10年を経過していない方。
②特別選考「大学推薦」について、富山県教育委員会が指定する大学数を拡大(直近3カ年における採用実績に応じて県外大学へも推薦枠を新設)するとともに、本県と就職支援協定を締結している県外大学への推薦枠を新設する。また、対象種目・教科(科目)について、これまでの小学校に加えて、新たに中学校・高校(「国語」「理科」「家庭」「農業」「水産」「福祉」)及び特別支援学校を選考実施対象とするほか、中学校・高校の「工業」「情報」「技術」の志願者を対象とし、これらの免許状取得に関する課程認定を受けている全国すべての大学(大学院、教職大学院を含む)から推薦を受け付ける。
③特別選考「社会人経験B」(一定の条件を満たせば、教員免許状を有さない社会人経験者が受検可能な選考区分)について、受検種目・教科(科目)に「農業」「技術」「家庭」「水産」を追加する。また、「工業」の受検資格要件について、これまで「修士」以上の学位としていたものを「学士」以上に変更する。
④「情報」以外の一般選考志願者について、情報処理技術者試験((独)情報処理推進機構)合格者(基本情報技術者試験も含む)を第1次検査の加点対象とする。
富山県教育委員会・令和5年度富山県公立学校教員採用選考検査の実施について(PDF)
https://www.pref.toyama.jp/documents/25948/220420r05senkoukensa.pdf
富山県教育委員会・令和5年度富山県公立学校教員採用選考検査に関するQ&A(PDF)
https://www.pref.toyama.jp/documents/26013/220420r05kensaqa.pdf