山梨県教育委員会は5月6日、ホームページにて「令和5年度採用山梨県公立学校教員選考検査の内容と配点および実施要項について」として、令和5年度（令和4年＝2022年実施）の山梨県公立学校教員選考検査の実施要項や試験内容、配点等を公表した。

山梨県の１次試験は7月10日（日）。２次試験は8月6日（土）に適性検査と小論文、実技（中高の英語受験者のみ）を、16日（火）〜18日（木）のうちの指定日に個人面接と集団討議（模擬的授業を含む）を行う。結果の発表は１次が7月下旬、２次が9月下旬の予定。

実施要項の配布開始は5月10日（火曜日）10時から。出願についてはインターネットでの申し込み（電子申請）となり、出願期間は5月10日（火）10時から6月1日（水）17時までとなる。
なお、特別選考と大学推薦で受験を希望する者は、インターネットでの申し込みに加えて必要書類を簡易書留で郵送する必要がある（6月1日消印有効）。

今年度の採用予定数は、小学校133名（前年度採用予定者数160名）、中学校74名（同65名）、高校22名（同26名）、特別支援学校18名（同22名）、養護教諭14名（同17名）となっており、中学校で前年度より採用予定数が増えたものの、他の校種では前年度より減らしている。
なお、今年度は高校の「農業（食品化学）」「工業（電気）」が募集教科に加わった一方で、昨年度募集のあった中学の「家庭」、高校の「地歴（日本史）」「公民」と「栄養教諭」は今年度は募集がない（高校の理科については、昨年度の「生物」にかわって今年度は「化学」を募集する）。

今回の試験からの主な変更点は下記の通り。
①補欠合格者制度の特別支援学校教諭・養護教諭への拡大：
令和３年度採用試験から実施している小学校教諭、中学校教諭に加え、特別支援学校教諭、養護教諭についても補欠合格者制度を拡大する。
②加点要件の拡大：
小学校・中学校・特別支援学校志願者を対象に、基本情報技術者（独立行政法人処理推進機構）と同等以上の資格を有する者に、１次試験の得点に5点を加点する。
③小学校の１次試験に英語に関する問題の追加：
小学校・特別支援学校（小学部）を対象に、１次試験の専門教養にて英語に関する問題を出題する。



山梨県教育委員会・令和5年度採用山梨県公立学校教員選考検査の内容と配点および実施要項について
https://www.pref.yamanashi.jp/gimukyo/r5kyousaijissiyoukou.html

山梨県教育委員会・令和5年度採用山梨県公立学校教員選考検査実施要項（PDF）
https://www.pref.yamanashi.jp/gimukyo/documents/r5youkou.pdf

山梨県教育委員会・令和5年度採用 教員選考検査選考検査内容及び配点（PDF）
https://www.pref.yamanashi.jp/gimukyo/documents/anaiyouhaiten.pdf