福岡市教育委員会は10月17日、令和5年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)第2次試験の結果発表を行い、合格者の受験番号をホームページに掲載した。
福岡市の教員採用試験の2次試験は8月4日(木)〜28日(日)にかけて行われ、902名(前年度1,012名)が受験し、前年度の610名(うち高等学校教諭11名)より18名減となる592名(うち高等学校教諭8名)が合格した。
校種別の合格者数は小学校が320名(今年度2次受験者458名 前年度2次合格者320名)、中学校が201名(今年度2次受験者302名 前年度2次合格者195名)、高校が8名(今年度2次受験者29名 前年度2次合格者11名)、特別支援学校が50名(今年度2次受験者68名 前年度2次合格者65名)、養護教諭が12名(今年度2次受験者36名 前年度2次合格者18名)、栄養教諭が1名(今年度2次受験者9名 前年度2次合格者1名)となっている。
なお、志願者数を2次合格者数で割った最終倍率は全校種合計で2.4倍(前年度2.6倍)。校種別では小学校が1.8倍(前年度2.0倍)、中学校が2.8倍(前年度3.2倍)、高校が8.3倍(前年度8.7倍)、特別支援学校が1.9倍(前年度1.9倍)、養護教諭が9.3倍(前年度5.8倍)、栄養教諭が30.0倍(前年度36.0倍)となっている。
※受験者数、校種別合格者数、最終倍率は時事通信出版局調べ。
また、福岡市教育委員会は大学連携特別選考(区分B〈小学校・中学校・養護教諭で令和4年度第1期に教育実習を実施した者〉及び区分D〈特別支援学校教諭小学部・中学部で令和3年度に小・中学校の、令和4年度第1期に特別支援学校教諭に係る教育実習を実施した者)での試験結果についても発表し、書類選考で合格して特別面接を受験した受験者12名全員が合格となった。
※大学連携特別選考の志願者数、受験者、校種別の合格者数は非公表。
福岡市では今年度の試験から従来型の試験を「一般選考試験」とし、新たに「教職経験特別選考」(令和3年度に福岡市立学校での勤務経験(同一校で通算6月以上の勤務)がある講師等を対象に講師等としての勤務成績と面接試験による選考)と、「大学連携特別選考」(福岡市と教員養成にかかる連携・協力協定を締結している大学等に在籍し、福岡市立学校で教育実習を実施した学生を対象として、教育実習の評価が一定水準以上あり、かつ大学等からの推薦が得られた者を対象に書類選考と特別面接を実施)の3種類の試験に分けて実施。
今年度、「教職経験特別選考」では87名が、「大学連携特別選考」では今回の12名と合わせて総計で42名が合格者となった。
【11/7更新】2次試験受験者数および名簿登載者数(合格者数)を更新。
福岡市教育委員会・令和5年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験 志願者数・名簿登載者数等
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/95272/1/R5_shigan-tousai.pdf?20221102155202
福岡市教育委員会・令和5年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験 第2次試験合格者
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/95272/1/goukakusyaitiran.pdf?20221017093339
福岡市教育委員会・令和5年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(大学連携特別選考区分B及び区分D)合格者
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/95272/1/daigakugoukakusyaitiran.pdf?20221017093339
福岡市教育委員会・令和5年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考・大学連携特別選考)について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/R5_ippan_daigakutokusen.html