宮崎県教育委員会は11月15日、ホームページにて、令和5年度(令和4年度実施)宮崎県公立学校教員採用「特別選考追加試験」の実施要項を公表した。
対象は他県現職教員と元教員(宮崎県の元教員も含む)および障がいのある者と、やむを得ない理由により2次試験が受験できなかった者となり、特に現職教員・元教員を対象とした追加試験では、これまでの教育実践をもとに宮崎県公立小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校においてミドルリーダーとして活躍できる採用候補者を選考するために実施するとしている。
他県現職教員と元教員(宮崎県の元教員も含む)および障がいのある者についての主な出願資格は、昭和38(1963)年4月2日以降に出生した者で、令和5年度(令和4年度実施)宮崎県公立学校教員採用選考試験の願書提出期間中に同じ受験区分で出願しておらず、
・他県現職教員の場合には、宮崎県以外の公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のいずれかにおいて令和5年3月31日現在で2年以上(休職、育児休業等の期間を除く)の勤務経験のある者
・他県・本県元教員では公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のいずれかにおいて教諭として令和4年3月31日現在で2年以上(休職、育児休業等の期間を除く)の勤務経験のある者
・障がいのある者を対象とした特別選考では、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳を所持している者 がそれぞれ対象となる。
また、やむを得ない理由により2次試験が受験できなかった者については、令和5年度(令和4年度実施)宮崎県公立学校教員採用選考試験の1次試験または特別選考試験を受験し合格した者で、やむを得ない理由により2次試験が受験できなかった者 が対象となる。
(※各対象の出願資格の詳細については実施要項〈下記リンク先〉を参照のこと)
募集教科(科目)は、小学校(全教科、特別支援)、中学校(国語、理科、美術)、高等学校(家庭、情報、農業〈栽培〉、工業〈機械、電気・電子、インテリア、土木〉、水産〈漁業、機関〉)と特別支援学校(音楽、美術)の各教科で、採用予定人数は小学校が15名程度、中学校国語と特別支援学校美術が各3名程度、その他の教科は若干名としている。
ただし、やむを得ない理由により2次試験が受験できなかった者を対象とした追加試験については、募集教科(科目)は小学校(全教科)、中学校(美術)、高等学校(情報、工業〈電気・電子〉、水産〈漁業〉)のみとなる。
出願受付は来年(2023年)の1月4日(水)までで、原則として郵送での提出(1月4日必着)となっているが、持参による提出も可(受付期間中の午前8時30分から午後5時15分まで。ただし土日祝日と年末年始は除く)。
試験内容については1次は書類選考となり、書類選考に合格した者は2次試験として模擬授業と個人面接、グループワークを実施(小学校の受験者については外国語活動・外国語科で活用する簡単な英会話も実施)する。2次試験は宮崎(宮崎県防災庁舎=宮崎市)と東京(宮崎県東京ビル=千代田区)、大阪(大阪市立東成区民センター=大阪市東成区)、福岡(福岡市立城南市民センター=福岡市城南区)の4会場で、宮崎会場は1月14日(土)と15日(日)、東京、大阪、福岡の各会場は1月14日(土)に実施する。
なお、1次試験の結果通知は1月6日(金)に、2次試験の結果通知は1月20日(金)に、それぞれ受験者に発送する予定となっている。
宮崎県教育委員会・令和5年度(令和4年度実施)宮崎県公立学校教員採用特別選考追加試験について
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/ky-kyoshokuin/kense/saiyo-shikaku/20201102170713.html
宮崎県教育委員会・令和5年度(令和4年度実施)宮崎県公立学校教員採用『特別選考追加試験』実施要項(PDF)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/documents/72880/72880_20221111135726-1.pdf