川崎市教育委員会は11月17日、令和４（2022）年度実施 川崎市立学校の一般任期付教員・期限付教員採用候補者選考の受験案内をホームページに掲載した。

一般任期付教員とは、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律（平成14年法律第48号）第４条に基づき、あらかじめ任用期間を定めて採用される正規教員で、川崎市では、原則として令和5（2023）年4月1日から令和8（2026）年3月31日までの３年間（臨時的任用職員の場合は最長１年間）を任期として採用する予定としている。また、期限付教員については、川崎市の場合は出産休暇、育児休業を取得する正規教員の状況に応じ、育児休業代替任期付教員または常勤の臨時的任用教員として、原則、令和5年4月1日から令和8年3月31日まで引き続いた３年間の任用を行う。

今回、募集対象となるのは、一般任期付教員が小学校（教諭・専科指導担当教諭＝算数、理科、体育、外国語を指導）のみ。期限付教員が小学校（教諭）と中学校（国語、社会、数学、理科、保健体育、英語）となり、募集人員は一般任期付教員が40名程度、期限付教員が小学校で50〜60名、中学校が10〜15名程度となる。なお、小学校（教諭）については一般任期付及び期限付それぞれ単独での募集は実施せず、成績上位者から順に一般任期付教員として採用する。

このうち、小学校に配置される専科指導担当教諭は、小学校において所有する中学校又は高等学校の免許状等に相当する教科の指導（算数、理科、体育、外国語〈外国語活動の場合あり〉）を行う。小学校の高学年を主に担当し、学校の規模や担当授業コマ数に応じて、中学年を担当する場合もある。なお、学級担任は担当しないが、他の教員同様の校務分掌は行う。所有免許状や経験を生かして、専門性をもって授業にあたるほか、義務教育9年間を見通した子どもたちの系統的な学びに寄与する大切な役割としている。

今回の選考の主な受験資格としては、
①昭和40（1965）年４月２日以降に生まれた方で、
②令和５（2023）年４月１日時点で有効な、募集教科に関係する教員免許状を有する方（同年３月31日までに取得見込を含む）及び所定の資格等を有する方
③地方公務員法第16条及び学校教育法第9条による欠格事項に該当しない方　となっている
④川崎市立学校で正規教職員又は一般任期付教員として勤務をしていない方　となっている（※詳細は下記リンク先の受験案内を参照）。

出願は川崎市立学校任期付教員選考申込フォームからの申し込みで、受付は11月18日（金）午前９時から12月12日（月）午後３時まで。
試験は川崎市内（川崎市役所第４庁舎ほか）を会場に、小論文と面接（個人面接）を実施。試験の日程は小論文が12月24日（土）、面接が12月24日（土）〜28日（水）のうち指定する１日となる。
また、試験結果（名簿登載者）の発表は、来年1月13日（金）午前10時（予定）に川崎市教育委員会のホームページにて発表される。

また、川崎市教育委員会では一般任期付教員の募集に際し、説明会を11月19日（土）と23日（水・祝）の両日、川崎市役所にて実施する（説明会の申し込み方法等、詳細は下記リンク先を参照）。



川崎市教育委員会・令和4（2022）年度実施 川崎市立学校 一般任期付教員・期限付教員採用候補者選考 受験案内（PDF）
https://www.city.kawasaki.jp/880/cmsfiles/contents/0000134/134262/01annnai.pdf

川崎市教育委員会・一般任期付教員採用選考のご案内
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000134262.html

川崎市教育委員会・一般任期付教員採用選考説明会を行います。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000143840.html