2023.01.17

採用試験関連

岡山市 令和5年度(2023年度)実施試験の募集概要を発表

岡山市教育委員会は1月17日、令和5年度(2023年度)に実施する岡山市公立学校教員採用候補者選考試験の募集概要を発表した。

試験日程については、1次試験は7月8日(土)に総合教養試験、7月15日(土)または16日(日)の指定日に集団活動を行う。なお、一部の特別選考による受験者については、1次試験の総合教養と集団活動に代わって7月8日に特別面接を行う。
2次試験は8月11日(金・祝)に教科専門試験、11日から20日(日)までの間の指定日(2〜3日)に個人面接、実技、模擬授業・口頭試問(養護教諭は模擬授業の代わりに場面指導)を実施する。
実施要項の発表は4月上旬、実施要項及び受験願書の交付、出願受付は4月中旬から5月中旬にかけて行われる予定となっている(※前年度の試験では実施要項発表は4月11日、出願受付は4月20日〜5月13日だった)。

今回の試験からの変更点は下記の通り。
①これまで、45歳未満(教職経験者を対象とした特別選考は50歳未満)としていた年齢制限を、60歳未満(昭和39〈1964〉年4月2日以降に生まれた者)に変更する。
②受験区分「小学校」(英語枠、小中連携推進枠、特別支援教育推進枠を含む)において「英語」「理科」「数学」「保健体育」の中学校教諭普通免許状または高等学校教諭普通免許状及び特別支学校教諭普通免許状のいずれかを有する(見込も含む)者に、1次試験の総合教養試験に加点する。
③受験区分「小学校」(英語枠、小中連携推進枠、特別支援教育推進枠を含む)において、2次試験の実技試験(音楽・体育)を廃止
④特別選考の新設及び変更
【新設】岡山市元教諭を対象とした特別選考:過去に岡山市立学校で3年以上の教職経験があり、出願要件を満たす者については、1次試験のうち総合教養試験と集団活動を免除し、特別面接を実施。
【変更】大学等推薦特別選考の対象教科を拡充し、受験区分「中学校」(小中連携推進枠、特別支援教育推進枠を含む)において、推薦対象教科を全教科に拡充する。また、教職経験者を対象とした特別選考(教職経験者特別選考)を本試験とは異なる別試験として秋に実施。「岡山県内の公立学校に勤務する者」も対象に追加する(教職経験者を対象とした特別選考の募集概要については2月上旬に発表予定)。

このほか、令和6年度実施試験より「講師経験者を対象にした加点制度」を新設する予定としている(詳細は2月上旬に発表予定)。
また、岡山市教育委員会では教員試験の変更点とともに教職員の処遇改善面についても触れ、令和5年4月より初任者調整手当として、教諭(養護教諭、栄養教諭を除く)には採用後5年間に毎月2,500円を、常勤講師については45歳の年度末まで毎月1,000円を支給するとしている。



岡山市教育委員会・令和5年度実施 岡山市公立学校教員採用候補者選考試験募集概要等について
https://www.city.okayama.jp/shisei/0000046392.html