仙台市教育委員会は4月10日、令和6年度(令和5年=2023年実施)仙台市立学校教員採用選考の実施要項を公表した。
仙台市の1次試験は筆記が7月22日(土)、実技(中高の音楽、美術、保健体育、家庭、英語のみ実施)が23日(日)に行われる。1次試験のうち筆記試験については仙台市内の会場のほか、東京会場(ビジョンセンター品川=東京都港区高輪)でも実施する。
2次試験はA日程(小学校)が9月16日(土)と17日(日)、B日程(中高、高校、養護、栄養)が9月23日(土・祝)と24日(日)に仙台市内で実施する。なお、2次試験についてはオンライン形式による適性検査を8月27日(日)〜9月3日(日)の間に行う。
選考結果の発表は1次が8月25日(金)、2次は10月20日(金)の予定。
出願期間は4月21日(金)10時から5月22日(月)17時までで、今回の試験より電子申請の方式がみやぎ電子申請システム内の「仙台市・電子申請」から、仙台市の「D-Sendaiオンライン申請システム」によるオンライン申請のみとなる。
なお、出願に際して別途郵送が必要となる書類については、6月1日(木・当日消印有効)までに送付する。
今年度の採用予定数は、小学校120名(前年度採用予定数190名)、中学校、中学校・高校で合計50名(同80名)、高校、養護教諭、栄養教諭はそれぞれ若干名(同若干名)で、前年度に比べ小学校で70名、中学校、中・高で30名減となっている。なお、同時に選考する育児休業代替任期付教員については昨年度の50名より30名減となる20名程度を採用予定としている。
なお、高校の採用教科(科目)については、前年度の「理科」「工業(電気・電子、建築)」に加えて「地理歴史」「公民」「情報」「商業」が追加されている。(なお、高校教諭の採用教科のうち、理科については「物理」「化学」「生物」「地学」の中から、工業については「電気・電子」「建築」と今年度新たに募集する「機械」の中からそれぞれ1科目を出願時に選択する)。
また、「中学校・高校」枠については原則として中学校への任用となっているが、「国語」「英語」「美術」「保健体育」については高校にも任用予定としている。
今回の試験での主な変更点は下記の通り。
①「仙台市任期付教員経験者特別選考」の出願条件について、前年度試験まであった勤務期間の条件(平成31〈2019〉年1月1日から出願時までに、仙台市立学校の育児休業代替任期付教員として、通算して12月以上勤務した実績のある方)を削除し、「平成31年1月1日から出願時までに、仙台市立学校の育児休業代替任期付教員として勤務した実績のある方」とする。
②「講師等経験者特別選考」の出願条件のうち、直近5年間(平成30〈2018〉年4月1日から出願時まで)の勤務実績について「通算して24月以上」としていたのを「通算して12月以上」に緩和する。
③高等学校教諭のうち「工業」については教科で募集する。
④仙台市教員採用選考のオンライン申請を、みやぎ電子申請システム内の「仙台市・電子申請」から、仙台市の「D-Sendaiオンライン申請システム」に変更する。
仙台市教育委員会・令和6年度仙台市立学校教員採用選考実施要項(PDF)
https://www.city.sendai.jp/kyoshokuinninyo/documents/r6kyouinnsaiyoujissiyoukou.pdf
仙台市教育委員会・仙台市立学校教員採用情報Webページ
http://www.city.sendai.jp/kyoshokuinninyo/kyousai_sendai.html