横浜市教育委員会は4月10日から、令和5年度(2023年度)実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の募集案内と受験案内の配布およびホームページへの掲載を開始した。
横浜市の試験日程は、1次試験が7月9日(日)、2次試験は8月中旬から9月中旬にかけて行われる予定となっている。
1次試験については横浜市内のほか、大阪会場(大和大学 大阪吹田キャンパス=大阪府吹田市)でも実施する(※大阪会場では小学校及び中学校・高等学校(技術、家庭)の「一般選考」受験者と、全受験区分の「大学推薦特別選考」及び「大学3年生チャレンジ推薦特別選考」書類選考合格者の試験(論文試験=2次試験扱い)を実施)。
結果の発表は1次が7月下旬(前年度試験では7月29日)、最終発表は10月上旬(前年度試験で10月14日)に行われる。
出願期間は4月12日(水)から5月15日(月)午後5時までで「横浜市電子申請・届出システム」による電子申請での申し込みとなる。なお、特別選考のうち③(大学推薦)、④(スポーツ等)、⑥(障害者)、⑧(大学3年生チャレンジ推薦特別選考)で出願する場合には、別途郵送にて関係書類の提出(③⑧は大学を通して提出)が必要となる(締め切りは③⑧が5月10日、④⑥は5月15日のいずれも当日消印有効)。
なお、受験票交付後(6月中旬〜下旬を予定)別途指定する期日までにwebによる適性検査を受検する必要があり、期日までに受検しない場合は失格となる。
今年度の募集人員(令和6年度〈2024年度〉採用予定)は小学校570名(前年度520名)、中学校・高校210名(同210名)、特別支援学校45名(同45名)、養護教諭25名(同30名)、高校(情報、工業、商業)は各教科でそれぞれ若干名としており、小学校で前回試験より募集人員を50名増やしている。また、育児休業代替任期付公立学校教員については各受験区分の必要数に応じて採用する。
なお、令和5年度試験で初めて実施する「大学3年生チャレンジ推薦特別選考(小学校対象)」については令和7年度(2025年度)の採用予定として約50〜100名を募集する。
今回の試験からの主な変更点として、2月に発表された内容に加え、2次試験で実施する「模擬授業」の実施時間を、これまでの15分(授業構成の検討5分、授業実施7分、実施した授業に対する質疑応答3分)から18分(授業構成の検討5分、授業実施10分、実施した授業に対する質疑応答3分)に変更する(※養護教諭は模擬授業の代わりに模擬対応〈場面指導〉を実施)。
横浜市教育委員会・横浜市公立学校教員採用候補者選考試験
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.html
横浜市教育委員会・令和5年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験受験案内(PDF)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/siryouseikyuu.files/R5jukenannai.pdf