2023.04.28

採用試験関連

福井県 令和6年度(令和5年=2023年実施)試験の実施要項を公表

福井県教育委員会は4月28日、令和6年度(令和5年=2023年実施)福井県公立学校教員採用選考試験の実施要項をホームページで公開した。

福井県の1次試験(筆記試験・実技)は7月1日(土)と2日(日)に行われる。1次試験については、今回の試験より福井会場に加えて東京会場(都道府県センター〈都道府県会館〉=東京都千代田区)でも実施する(※)。
(※東京会場では一般選考と大学3年時第1次選考を実施。ただし、中高の「英語」「音楽」「美術」「体育」「家庭」と「養護教諭」「栄養教諭」の試験は実施しない)
2次試験は小論文が8月3日(木)、個人面接が8月3日〜10日(木)のうちの指定日(1日)に行われる。また、適性検査については1次試験合格者(1次試験全部免除者を含む)を対象に7月下旬にオンラインで実施する。
結果の発表は1次が7月24日(月)、最終の結果発表は9月末の予定(前年度試験では9月30日)となっている。

出願方法については、選考区分によって郵送と電子申請に分かれていたが、今年度試験からは「福井県電子申請サービス」を利用した電子申請に一本化する。
電子申請の受付期間は5月2日(火)〜5月24日(水)19時までで、出願と合わせて各選考区分ごとの提出書類を福井県教育庁教職員課あてに郵送する(書類の提出期間は5月2日(火)〜5月26日(金)の当日消印まで有効)。
なお、実施要項や提出調書類等の様式についても、今年度試験からは印刷物としての発行は行わず、ホームページから各自でダウンロードすることになる。

今年度の採用予定者数は、小学校128名(前年度採用予定者122名)、中高一括(国語・社会・数学・理科・英語・音楽・美術・保体・家庭)80名(同87名)、中学(技術)2名(同3名)、高校(農業・工業・商業・情報・福祉)15名(同10名)、特別支援学校28名(同31名)、養護教諭4名(同7名)、栄養教諭1名(同2名)、また、地域連携スポーツ教員(※)として2名程度の採用を予定している。
※地域連携スポーツ教員については「教育エキスパート特別選考」のスポーツ教育【地域連携枠】として募集し、県立高校の保健体育の教員として、保健体育の授業、学校運営や生徒指導などの校務分掌にも従事する一方で、専門の競技(「自転車競技」または「バトミントン競技」)で地域と高校をつなぐスポーツ指導(高校の部活動、ジュニアクラブ等での小・中学生の選手の発掘・育成・強化)に従事するのが主たる職務となる。
主な受験資格としては「自転車競技」または「バドミントン競技」において、選手として平成25(2013)年4月1日以降に「①オリンピック、アジア競技大会、世界選手権およびこれに準じる大会、あるいはユニバーシアード競技大会、年齢別世界選手権に日本代表として出場した者」または「②全日本選手権、国民体育大会、全日本学生選手権(インカレ)において、団体種目は優勝、個人種目は3位以上の成績を収めた者(団体種目は正選手として出場した者に限る)」あるいは「③平成25年4月1日以降にプロ選手として活動していた者」。もしくは、指導者として平成30(2018)年4月1日以降に「上記の①または②該当する選手を輩出した者」あるいは「全国高等学校総合体育大会、全国高等学校選抜等大会において、団体種目は優勝、個人種目は3位以上の成績を収めた選手を輩出した者」としている。なお、教員免許状がなくても受験可能で、免許状を所有していない内定者には、福井県教育委員会が行う特別免許状教育職員検定の合格をもって採用時に「特別免許状」を授与する。
【地域連携枠】での受験者は「個人面接」と「適性検査」を受験し、採用となった場合、自転車競技については科学技術高等学校(福井市)、バドミントン競技については勝山高等学校(勝山市)に配属され、原則として、他の高校への異動はなく、定年退職まで同一校での勤務となる。

※大学3年時第1次選考など、今年度試験での主な変更点については、こちらの記事を参照。



福井県教育委員会・令和6年度福井県公立学校教員採用選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou_d/fil/R6_yoko0428.pdf

福井県教育委員会・令和6年度福井県公立学校教員採用選考試験の概要(PDF)
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou_d/fil/R6_kyosaigaiyo0428.pdf

福井県教育委員会・福井県公立学校教員採用選考試験情報
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou.html