名古屋市教育委員会は4月26日、令和5年度実施(2023年実施)の名古屋市公立学校教員採用選考試験の試験要項をホームページに掲載した。
名古屋市の1次試験は7月22日(土)。また、2次試験は8月24日(木)25日(金)に行われる。 結果の発表は1次が8月中旬(前年度試験では8月12日)、2次が9月下旬(前年度試験では9月29日)を予定している。
出願期間は5月8日(月)から5月26日(金)までで、原則としてインターネット申込(電子申請)による受付となり、受験票の交付もインターネットからのダウンロードとなる。
インターネットによる申込ができない場合には郵送または持参による申込も可能としているが、その場合には事前に「申込書」が必要となる(申込書の請求期間は4月26日(水)から5月2日(火)の消印有効までで、郵送のほか名古屋市教育委員会で直接受け取ることもも可能。郵送または持参での出願期間は電子申請と同じで、最終日〈5月26日〉は持参の場合は午後5時まで、郵送の場合は当日の消印有効)。
なお、試験での特例を申請する受験者は、電子申請による申し込み後、出願期間中に特例申請書と必要書類を郵送で提出する必要がある。
今年度の採用予定人員は、小学校200名(前年度260名)、中学校115名(同145名)、高校30名(同20名)、特別支援学校55名(同25名)、養護教員15名(同15名)。栄養教員若干名(同5名)、幼稚園若干名(同若干名)で、前年度と比べ特別支援学校で30名、高校で10名それぞれ増えた一方で、小学校で60名、中学校で30名それぞれ減らしている。
なお、採用予定人員には障害者特別選考による採用予定人員(約10名)が含まれるほか、小学校と中学校の採用予定人員には特別支援学級担当教員の採用予定人員(約90名)が含まれる。
また、高校の募集教科では、前年度募集のなかった「美術」「家庭」「商業」が今年度募集教科に加わった一方で、前年度募集のあった「情報」「福祉」が募集教科から外れている。また、工業については今年度試験では「機械系」「情報系」「建築系」を募集し、「デザイン系」が外れている。
なお、高校教員のうち募集がない教科(音楽)において欠員が生じた場合には、中学校教員の合格者で申込時に「高校で欠員が生じた教科の希望」を「有」にした人の中から若干名を選考し、面接の上で採用するとしている。
※今年度試験での主な変更点については、こちらの記事を参照。
名古屋市教育委員会・令和5年度実施 名古屋市公立学校教員採用試験・障害者特別選考試験 試験要項(PDF)
https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000163/163293/R5_shikenyoukou.pdf
名古屋市教育委員会・インターネットでの申込・試験要項等の印刷について
https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000163293.html
名古屋市教育委員会・名古屋市公立学校教員等採用選考試験
https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/65-2-0-0-0-0-0-0-0-0.html