埼玉県教育委員会は6月15日、令和6年度埼玉県公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。
今年度志願者の総数は5,517名となり、前年度の5,868名から351名減となった。一方で、採用見込数が前年度より減少(1,927名→1,705名)したこともあり、全体の平均倍率は3.2倍となり、前年度の3.0倍からは0.2ポイント上昇した。
志願区分別の志願者数では小学校が1,502名(前年度1,632名)、中学校が1,781名(前年度1,900名)、高校が1,409名(前年度1,468名)、特別支援学校が372名(前年度412名)、養護教員が356名(前年度370名)、栄養教員が97名(前年度86名)で、栄養教員(11名増)以外は前年度より志願者数が減少となった。
なお、今回の試験から実施する「セカンドキャリア特別選考」(民間企業等で5年間の本採用の勤務経験がある方を対象とした選考)には242名が出願している。
また、志願区分別の倍率は小学校が2.1倍(前年度1.9倍)、中学校が4.0倍(前年度4.0倍)、高校が4.7倍(前年度4.4倍)、特別支援学校が1.9倍(前年度2.1倍)、養護教員が7.9倍(前年度6.7倍)、栄養教員が9.7倍(前年度7.2倍)となっている。
埼玉県の教員採用試験は、1次試験が7月9日(日)、2次試験は小・中・養護・栄養が8月19日(土)と9月3日(日)、高校と特支は8月6日(日)と8月17日(木)〜23日(金)の間の指定日にそれぞれ行われる。
結果の発表は1次が7月28日(金)、2次は9月下旬の予定となっている。
埼玉県教育委員会・令和6年度埼玉県公立学校教員採用選考試験志願状況(PDF)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/237517/r6shiganzyoukyou.pdf