岡山県教育委員会は7月28日、ホームページに「令和７年度（令和６年実施）岡⼭県公⽴学校教員採⽤候補者選考試験における変更について」として、採用􏰀試験に向けての勉強や教育実習等で多くの準備が必要な大学４年生の負担を軽減するとともに新規学卒者の採用試験の受験機会を増やすことを目的に、大学３年次から教員採用試験を受験できる制度を実施することを発表した。

対象者としては「大学３年生で令和７年度に卒業する見込みの方」「受験に必要な免許を令和8（2026）年3月31日までに取得見込みの方」を予定しており、受験可能な校種・教科については令和７年度（令和６年実施）の岡⼭県公⽴学校教員採⽤候補者選考試験で募集する校種（教科・科目）・職種等としているが、募集人数がわずかで、これまでの実績から毎年募集を行っていない「栄養教諭」と高校の「福祉」「書道」については対象外となる。

試験の内容については、大学３年生の時に１次試験のうちの筆記試験（「教職教養試験」及び「教科等専門試験」）を受験し、合格した場合には、大学４年生で受験する翌年の１次試験の筆記試験が免除となり、１次試験では個人面接のみ受験する。また、大学３年生の時に不合格になった場合でも４年生の時に再度受験することを可能としている。
なお、選考スケジュールについては、一般選考と同様としているが、令和７年度試験の実施時期については明記していない。

制度についての詳しい内容については、令和6（2024）年1月に公表予定の実施概要で告知するとしている。



岡山県教育委員会・令和７年度（令和６年実施）岡山県公立学校教員採用候補者選考試験における変更について
https://www.pref.okayama.jp/site/574/867247.html

岡山県教育委員会・令和７年度（令和６年実施）岡山県公立学校教員採􏰀候補者選考試験 における変更について（概要）（pdf）
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/867247_8242521_misc.pdf