特集1 激変!20年不動の教採が変わる! 受験者・関係者が知っておくべき「新常識」と「対策法」を最速整理
「教員採用試験の倍率が下がっている」「受験者が減っている」。報道などで、こんなニュースを聞いたことがある人も多いと思います。事実、ここ10年間、教員採用試験の倍率と受験者数は、右肩下がりの傾向にあります。しかし、それでもまだ、倍率は3.4倍。11万6000人以上が受験し、8万人以上が落ちる現実があるのです。
しかも、2024年実施の試験はさらにやっかいです。なぜなら、文部科学省が民間や他の公務員試験の日程とあわせて、試験時期を前倒しするよう、各自治体に求めているからです。
残された時間はあとわずか10ヵ月。しかも、試験の内容も従来通りでなくなる可能性があります。中途半端な対策、覚悟では決して合格できません。本誌では、今月号から教員を志望する皆さんに、熱いエールの気持ちとともに最新の情報を最速でお届けしていきます。ぜひ、フル活用して合格をつかんでください。
特集2 まずはココから対策! 24年試験必出の5大トピック
教員採用試験の対策を始めようとして、参考書や問題集を開いても、一体何が書いてあるのかさっぱり理解できなくて、そっと閉じてしまう受験者がいます。気持ちはよく分かります。理解不能のことを、ただ暗記していくのは、つらい作業です。何か「取っ掛かり」が必要です。
そこで、新クールのスタート号である10月号の特集2では、これから教採対策を始める方々の「取っ掛かり」をつくるために、24年の教採でも必出のトピックについて、ビギナーでも分かるように解説するとともに、実際にどのように出題されるのか、最新試験の問題を見ていくことにします。
現時点では、問題は解けなくても構いません。トピック解説を読んで前知識を獲得した上で出題を見て、どんなふうに問われるのかを確認してください。そして自分の「分からない」トピックや用語を把握することから始めましょう。
全66自治体緊急アンケート 2024年教員採用試験の早期化&3年生試験実施予定はコレだ!!
文部科学省は5月に「公立学校教員採用選考試験の早期化・複数回実施等について方向性の提示」を発表しました。教員採用試験の1次試験を今までよりも早い時期に実施すること(6月16日が基準日)、3年生でも受験できるようにすることを自治体に求めています。
そこで時事通信社は,全国の自治体に緊急アンケートを実施。2024(令和6年)年実施試験においてこれらを取り入れる予定があるかどうかを一斉調査しました。受験予定の自治体がどのような予定なのか、確認しておきましょう。
巻頭カラー連載 Grateful Days! 天職を生きる ー社会変革者/武蔵野大学中高学園長、千代田国際中学校長・日野田直彦さんー
「Grateful Days! 天職を生きる」では教師という仕事に邁進する人にスポットを当て、教職の魅力とやりがいについて語ってもらうコーナーです。
第1回は、かつて定員割れだった武蔵野大学中学校・高等学校の校長に就任し、定員も経営もV字回復させた日野田直彦先生に登場いただきます。
日野田先生は、かつて地域4番手で「普通」と言われていた大阪府立箕面高等学校の民間人校長に当時最年少の36歳で就任し、海外大学に多数進学する学校に改革した実績をお持ちです。
あえて「苦しいところ」にいきたいと語る日野田先生に、教師のやりがいを聞きました。
SNS参加企画 タイパ重視! 合格つかむ 専門教養ドリル
教員採用試験の中でも、難易度が高く配点も高い専門教養。この連載では、専門教養各教科を1年かけて全分野を網羅していきます。
毎月の勉強のペースメーカーとして、また自分の苦手分野を見つけ克服するために是非お役立てください!
豪華プレゼントつきSNSキャンペーンも実施。詳細は教員養成セミナー10月号をご覧ください。
※巻末ブックインブックとの連動企画です。
ブックインブック 教職・一般教養パワーアップノート
「教セミちゃんねる」で大好評のYouTube連動企画も、来年夏の教採に向けて新シリーズがスタート。
本誌の「タイパ重視! 合格つかむ 専門教養ドリル」との連動企画です。チェックテストの問題を解くことでSNSキャンペーンにも参加できます。参加方法等は教員養成セミナー10月号をご覧ください。
今回は教職教養「教育原理① 学習指導要領」、一般教養「人文① 国語」をお届けします。