神戸市教育委員会は10月10日、校教育の多様化への対応や活性化を図るため、教員免許状を持たないものの、優れた知識経験等を有する社会人に対して授与する「特別免許状」の授与を前提とした「教員免許状を持たない者を対象とした特別選考試験」の試験結果を発表した。
「教員免許状を持たない者を対象とした特別選考」は、小学校(英語)と中学校・高校の「数学」「理科」「英語」「情報」を対象に実施。試験は8月から9月にかけて「小論文(出願時に事前提出)」「適性検査(Web受験)」「個人面接(模擬授業・場面指導・面接官からの質疑応答を含む)」を実施、15名の受験者に対し、3名が採用候補者(合格者)となった。
合格者の内訳は小学校(英語)2名、中学校・高校の「理科」1名となっている。
なお、合格者は兵庫県教育委員会が実施する教育職員検定(2024年2月)へ推薦、当該検定に合格し特別免許状の授与(2024年3月31日付)された際に、2024年4月1日付で神戸市の正規教員として採用される。
神戸市教育委員会・令和6年度教員免許状を持たない者を対象とした特別選考試験結果(PDF)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/66646/tokumenkekka.pdf
神戸市教育委員会・教員免許状を持たない方を対象とした選考
https://www.city.kobe.lg.jp/a55153/20230712840428.html