福岡市教育委員会は9月28日、令和5年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)第2次試験の結果発表を行い、合格者の受験番号をホームページに掲載した。
福岡市の教員採用試験の2次試験は8月3日(木)〜27日(日)にかけて行われ、886名(前年度902名)が受験し、前年度の592名(うち高等学校教諭8名)より128名減となる464名(うち高等学校教諭10名)が合格した。
校種別の合格者数は小学校255名(今年度2次受験者447名 前年度2次合格者320名)、中学校140名(今年度2次受験者272名 前年度2次合格者201名)、高校10名(今年度2次受験者34名 前年度2次合格者8名)、特別支援学校53名(今年度2次受験者82名 前年度2次合格者50名)、養護教諭4名(今年度2次受験者35名 前年度2次合格者12名)、栄養教諭2名(今年度2次受験者16名 前年度2次合格者1名)となっている。
なお、受験者数を2次合格者数で割った最終倍率は全校種合計で2.7倍(前年度2.0倍)。校種別では小学校が2.1倍(前年度1.6倍)、中学校が3.2倍(前年度2.3倍)、高校が4.2倍(前年度5.5倍)、特別支援学校が1.7倍(前年度1.6倍)、養護教諭が25.0倍(前年度7.8倍)、栄養教諭が16.5倍(前年度24.0倍)となっている。
※最終倍率は時事通信出版局調べ
福岡市では令和5年度の試験から従来型試験の「一般選考試験」と「教職経験特別選考」(福岡市立学校での勤務経験がある講師等を対象に講師等としての勤務成績と面接試験による選考)、「大学連携特別選考」(福岡市と教員養成にかかる連携・協力協定を締結している大学等に在籍し、福岡市立学校で教育実習を実施した学生を対象とした選考)の3種類の試験に分けて実施しており、今年度「教職経験特別選考」では59名(前年度87名)が、「大学連携特別選考」では58名(前年度42名)が合格者となっている。
【11/1更新】2次試験受験者数および名簿登載者数(合格者数)、最終倍率を修正。
なお、福岡市教育委員会のホームページでは、今年度試験での志願者数・名簿登載者数のほかに、選考基準、各採用区分における第1次試験合格者専門試験最低得点が掲載されている。
福岡市教育委員会・令和6年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験 第2次試験合格者
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/107878/1/goukakuhappyou.pdf?20230928093746
福岡市教育委員会・令和6年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/kyouinn01.html