2024.03.18

採用試験関連

さいたま市 令和7年度(令和6年=2024年実施)試験の実施要項を発表

さいたま市教育委員会は3月18日、ホームページ上に令和7年度採用(令和6年=2024年実施)さいたま市立学校教員採用選考試験の実施要項等を掲載した。

さいたま市の1次試験(大学3年生Step Up選考を含む)は7月7日(日)で、結果発表は7月26日(金)。
2次試験は、現職高校教員特別選考・プレゼンテーション特別・パイオニア特別の各特別選考受験者(1次試験免除)対象のプレゼンテーション試験が7月20日(土)21日(日)のいずれか1日。適性検査、論文試験、個人面接が8月3日(土)、実技試験(対象者のみ)が8月4日(日)、集団面接が8月17日(土)18日(日)のいずれか1日にそれぞれ行われ、2次試験の結果は9月13日(金)に発表される(現職高校教員特別選考は7月26日に結果発表)。

出願期間はインターネットの場合は4月5日(金)9時から5月7日(火)16時まで。郵送の場合は5月7日(月)の消印有効までとなる。また、持参による提出の場合は5月6日(土)7日(日)の2日間、さいたま市立教育研究所(さいたま市浦和区)にて受け付ける(受付時間は9時〜12時、13時〜16時)。

今年度試験からの主な変更点は下記の通り。
①「大学3年生 Step Up 選考」の新設
大学3年生等が、1次試験の筆答試験(一般教養教職科目と教科等専門分野)を先行して受験できるようになる。この選考に通過した方は、大学4年生等で受験する翌年度試験の1次試験では筆答試験が免除され、面接試験のみ実施。その後、合格者について2次試験を実施する。
※詳細についてはこちらの記事を参照。

②特別支援教育担当教員の志願区分を、特別支援教育担当教員(小学校)と特別支援教育担当教員(中学校)に分けて実施する。試験内容については従来と同様で、受験資格については、特別支援教育担当教員(小学校)の場合は小学校教諭の普通免許状、特別支援教育担当教員(中学校)の場合は中学校教諭の普通免許状の所有者または令和7年3月31日までに取得見込みの方となる。

③従来実施していた「臨任等教員勤務実績特別選考」を「臨任等教員勤務実績特別選考A(臨任特別A)」と「臨任等教員勤務実績特別選考B(臨任特別B)」に分割して実施。このうち臨任特別Aの受験資格については「令和6(2024)年4月8日現在、さいたま市立学校の臨時的任用等教職員として勤務している方で、平成31(2019)年4月1日から令和6(2024)年3月31日までの5年間で、さいたま市立学校の臨時的任用教職員として通算3年以上の勤務経験を有する方」として、該当する者については1次試験の筆答試験(一般教養教職科目と教科等専門分野、特別支援教育担当教員については論文試験)を免除する。なお、従来の「臨任等教員勤務実績特別選考」については、資格要件等を変えずに臨任特別Bとして実施する。

④「パイオニア特別選考」における募集する志願区分を、中学校・高等学校・中等教育学校の全教科に変更する。

⑤ 栄養教員の試験内容を変更し、2次試験で実施していた実技試験をとりやめる。


今回の試験での採用見込数は小学校100名(前年度採用見込数200名)、中学校・高校・中等教育学校60名(同100名)、特別支援教育担当教員(小学校)40名、特別支援教育担当教員(中学校)5名(前年度は小中合計で70名)、養護教員5名(同15名)、栄養教員10名(同15名)で、すべての志願区分で増加した前年度試験から一転し、すべての校種で前回試験での採用見込数より減少、特に100名減の小学校と10名減の養護教員は前年度の採用見込数より半減となっている。



さいたま市教育委員会・令和7年度採用(令和6年度実施)さいたま市立学校教員採用選考試験
https://www.city.saitama.lg.jp/003/002/008/101/005/p113191.html

さいたま市教育委員会・令和7年度採用(令和6年度実施)さいたま市立学校教員採用選考試験実施要項(PDF)
https://www.city.saitama.lg.jp/003/002/008/101/005/p113191_d/fil/jishiyoukou.pdf

さいたま市教育委員会・Let's Teach in Saitama City!(ネイティブ特別志願者用・PDF)
https://www.city.saitama.lg.jp/003/002/008/101/005/p113191_d/fil/R7_Teach_in_Saitama_City.pdf