2024.04.05

採用試験関連

愛媛県 令和7年度(令和6年=2024年実施)採用試験の志願要項を発表

愛媛県教育委員会は4月5日、令和7年度(令和6年=2024年実施)愛媛県公立学校教員採用選考試験(前期選考試験)の志願要項を発表した。

愛媛県の教員試験については、7月〜9月に実施する試験を前期選考試験として実施。後期選考試験は、現職教員を対象とした試験(現職教員特別選考)として10月に実施予定(前年度試験では校種別に10月7日、8日に実施)としている(※後期選考試験の詳細(志願要項)については、8月下旬に公表予定)。
前期選考試験については、1次試験は7月20日(土)21日(日)に、2次試験は8月20日(火)〜23日(金)のうちの指定日に実施する。結果の発表は1次は8月9日(金)、2次は9月中旬(前年度は9月21日)を予定している。
受験申込の受付期間は、前年度(5月18日〜6月8日)より受付開始が1ヶ月前倒しされ、4月18日(木)9時から5月30日(木)17時15分まで、原則として電子申請での受付(「事前登録」と「本申込み」の2段階方式)となる。なお、加点申請や特別選考等で必要な書類については受付期間内に別途郵送で提出をする必要がある(締め切りは5月30日の消印有効)。

今年度の採用予定数は、小学校220名(前年度採用予定者数190名)、中学校150名(同140名)、高校・特別支援学校100名(同100名)、養護教員10名(同10名)で、前年度と比べ小学校で30名、中学校で10名、それぞれ増加となっている。このほか、障がい者特別選考で10名程度を採用予定としている。
なお、高校については前年度募集のなかった「福祉」を今年度は募集するが、栄養教員については昨年度に引き続き募集を行わない。

今年度試験からの主な変更点は下記の通り。
①「大学3回生等特別選考」として、大学3年生も前期1次試験の受験が可能とする。受験資格は昭和41(1966)年4月2日以降に出生し、受験申込受付期間最終日において大学3回生等(大学、大学院、短期大学、専門学校の最終年次の1年前の年次)であり、令和8(2026)年3月31日までに試験区分に相当する教員免許状を取得する見込みの者。
「大学3回生等特別選考」で前期1次試験を合格した場合には、大学4回生等で受験する翌年度(令和7年=2025年実施)試験では1次試験が免除となり、前期2次試験のみ受験する。

②「社会人特別選考」の対象区分・教科を拡大し、新たに小学校(英語)、中学校(理科、音楽、美術、技術、家庭、英語)と、高校の「音楽」「美術」「英語」「家庭」「福祉」を対象に加える。
(※前年度試験では高校の「工業」「情報」のみ実施。なお「福祉」は前年度試験では募集なし)。

③「大学等推薦特別選考」について、教職大学院から推薦する場合については、推薦人数の上限を撤廃する。

④大学等(=専修学校〈専門課程〉、高等専門学校、短期大学、大学及び大学院)の卒業者で「小学校」の試験区分で合格し、受験翌年度に県内の教諭として採用された者を対象に、日本学生支援機構の奨学金(第一種、第二種)の返還支援を行う。支援期間は採用後の返還期間(最長10年)で、貸与期間(上限4年)の半分(最大2年)にあたる金額(上限153.6万円)を支援する。対象人数は30名で、希望者が対象人数を超える場合は、採用試験における成績上位者から順に、予定していた数の範囲内で決定する。



愛媛県教育委員会・令和7年度愛媛県公立学校教員採用選考試験志願要項(pdf)
https://www.pref.ehime.jp/uploaded/life/68125_84143_misc.pdf

愛媛県教育委員会・令和7年度愛媛県公立学校教員採用選考試験 大学等推薦特別選考実施要項(pdf)
https://www.pref.ehime.jp/uploaded/life/68125_84165_misc.pdf

愛媛県教育委員会・令和7年度愛媛県公立学校教員採用選考試験 主な変更点と概要(pdf)
https://www.pref.ehime.jp/uploaded/life/68125_84157_misc.pdf

愛媛県教育委員会・愛媛県教員採用情報
https://ehime-education.jp

愛媛県教育委員会・令和7年度愛媛県公立教員採用選考試験総合案内
https://www.pref.ehime.jp/site/employment/62791.html