2024.06.14

採用試験関連

福井県 出願状況を公表。志願者倍率は2.98倍、大学3年時第1次選考には168名が出願

福井県教育委員会は6月14日、令和7年度福井県公立学校教員採用選考試験の出願状況(教諭、養護教諭・栄養教諭)をホームページで公表した。

令和7年度採用分について、教諭への出願者数の合計は755名(第1希望614名と第2希望併願141名の合計)となり、前年度の824名(第1希望695名と第2希望併願129名の合計)からは69名減。平均倍率は2.88倍(第1希望倍率2.34倍)となり、前年度の平均倍率3.26倍からは0.38ポイント、第1希望倍率は前年度の2.75倍からは0.41ポイント、それぞれ低下した。
なお、教諭、養護教諭・栄養教諭を合わせた志願者総数は691名で、前年度の768名から77名減。一方で志願者倍率は2.55倍となり、前年度の2.98倍からは0.43ポイント低下した。
また、「大学3年時第1次選考」から名称を変更した「チャレンジ第1次選考」には総数で前年度の168名から24名増となる192名が出願(※1)、「教育エキスパート特別選考(スポーツ教育分野【地域連携枠】」には1名が出願(※2)した。

校種別の出願者数は小学校316名(第1希望259名、第2希望57名)、中高共通(中学技術を含む)328名(第1希望262名、第2希望66名)、高校25名(第1希望23名、第2希望2名)、特別支援学校68名(第1希望52名、第2希望16名)。
また、校種別の倍率は小学校2.29倍(第1希望倍率1.88倍)、中高共通(中学技術を含む)3.81倍(第1希望倍率3.05倍)、高校2.50倍(第1希望倍率2.30倍)、特別支援学校2.52倍(第1希望倍率1.93倍)となっている。

なお、教諭とは別枠となる養護教諭には63名(前年度59名)、栄養教諭には14名(前年度14名)の出願があり、今年度の倍率は養護教諭が7.88倍(前年度14.75倍)、栄養教諭が14.00倍(前年度14.00倍)となっている。

福井県の教員採用試験は、1次試験が6月29日(土)30日(日)。2次試験は8月1日(木)〜8日(木)の間に行われる。
結果の発表は1次が7月22日(月)ごろ、2次は9月30日(月)ごろの予定となっている。

※1「チャレンジ第1次選考」の校種別の出願者数は小学校111名(第1希望86名、第2希望25名)、中高共通(中学技術を含む)98名(第1希望75名、第2希望23名)、高校11名(第1希望9名、第2希望2名)、特別支援学校9名(第1希望8名、第2希望1名)、養護教諭15名、栄養教諭2名。
「チャレンジ第1次選考」志願者は、大学3年時に前倒しして1次選考の「一般・教職」と「教科等専門」を受験し、選考通過者は、翌年(大学4年時)の試験では第2次選考から受験する(不合格の場合「一般・教職」が基準点に達していた者については、翌年の試験は一部免除で受験することが可能)。

※2「教育エキスパート特別選考(スポーツ教育分野【地域連携枠】」は、県立高校の保健体育の教員として従事する一方、専門の競技(ホッケー)で地域と高校をつなぐスポーツ指導(高校の部活動、ジュニアクラブ等での小・中学生の選手の発掘・育成・強化)にも従事する。試験は「適性検査」と「個人面接」のみ実施。



福井県教育委員会・令和7年度福井県公立学校教員採用選考試験 出願状況
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou_d/fil/R7_shutsugan.pdf

福井県教育委員会・福井県公立学校教員採用選考試験情報
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou.html