2025.02.07

採用試験関連

福岡市 教職経験特別選考試験の実施要項を公表

福岡市教育委員会は2月7日、令和8年度(令和7年=2025年実施)福岡市立学校教員採用候補者選考試験のうち「教職経験特別選考試験」の実施要項を公表した。
教職経験特別選考試験は、令和6年度(令和6年4月1日〜令和7年3月31日までの間)に、福岡市立学校で常勤講師または週の勤務時間が16時間以上の非常勤講師(いずれも助教諭および養護助教諭を含む)として、同一校で通算6月以上の勤務経験がある者を対象とした試験で、即戦力として活躍できる人材を採用することを目的として実施される。

教職経験特別選考試験は、6~8月に実施される一般選考試験に先立ち、4月26日(土)から5月4日(日)までの間の指定日(1日)に面接試験(個人面接)を実施する(試験日程は予定)。
出願期間は2月10日(火)から3月3日(月)午後5時まで電子申請による出願となる。なお、前年度試験では出願時に添付ファイルとして提出していた自己PRシートについては、今回の試験では郵送で提出する方法に変更されている(3月3日の消印有効)。自己PRシートが期間内に提出されなかった場合は受験を辞退したものとみなされる。
選考については、講師等としての勤務成績と面接試験によって行い、結果の発表は5月下旬の予定(前年度試験では5月24日)となっている。

今年度の教職経験特別選考試験での採用予定者数は前年度の75名から9名増の86名(小学校20名、中学校38名、特別支援学校〈小学部・中学部〉23名、養護教諭5名)程度を見込んでいる。
なお、中学校教諭の「中高枠」での募集は、今回の試験では行わない。

教職経験特別選考試験を受験している場合でも一般選考試験との併願は可能だが(別途出願の手続きが必要)、同一の採用区分(教科を含む)で併願している場合に教職経験特別選考試験で合格した場合には、一般選考試験の出願は取り下げ扱いとなる。
また、異なる採用区分で併願した場合には、教職経験特別選考試験で合格した場合でも一般選考試験を受験することは可能となるが、一般選考試験で合格した場合には、教職経験特別選考試験の合格を辞退したものとして扱うことになる。

福岡市の採用試験は「一般選考試験」「大学連携特別選考試験」と今回の「教職経験特別選考試験」の3つの試験に分けて実施しているが、「一般選考試験」と「大学連携特別選考試験」の令和8年度試験の実施要項等については3月上旬(前年度試験では3月4日)に公開予定となっている。



福岡市教育委員会・令和8年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(教職経験特別選考)について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/kyosyoku_tokusen.html

福岡市教育委員会・令和8年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(教職経験特別選考)実施要項(PDF)
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/documents/R8jisshiyoukoukyousyokukeiken.pdf

福岡市教育委員会・令和8年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kyoshokuin/ed/kyouinn01.html