2025.04.18

採用試験関連

山口県 志願状況を公表。平均倍率は2.3倍、大学3年生受験には186名が出願

山口県教育委員会は4月18日、令和8年度(令和7年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況を発表した。

今年度の志願者総数(大学3年生受験の志願者数は除く)は965名(前年度1,053名)で、そのうち教育職員免許状を所有していない者を対象に、合格後2年以内に普通免許状を取得するための学費を県が補助する「教職チャレンジサポート特別選考」(令和9・10年度採用予定)には12名(前年度21名)が応募。令和8年度採用分の応募者は953名となり、前年度の1,032名から79名の減となった。
また、令和8年度の募集人員約411名(前年度は約419名)に対しての志願倍率(令和8年度採用分志願者 / 令和8年度の募集人数)は前年度の2.5倍より0.2ポイント低下の2.3倍となった。

志願区分別の志願者数(令和8年度採用)は小学校272名(前年度290名)、中学校255名(前年度253名)、高校254名(前年度302名)、特別支援学校50名(前年度52名)、養護教諭118名(前年度105名)、障害者を対象とした選考4名(前年度1名)となっている。
また、志願区分別の倍率は小学校が1.7倍(前年度1.7倍)、中学校2.0倍(前年度1.9倍)、高校3.5倍(前年度3.9倍)、特別支援学校1.5倍(前年度2.2倍)、養護教諭23.6倍(前年度21.0倍)、障害者を対象とした選考が0.4倍(前年度0.1倍)となっている。

なお、「教職チャレンジサポート特別選考」志願者の内訳は、小学校4名(前年度10名)、中学校2名(前年度4名)、高校6名(前年度7名)で、募集予定数(5名程度。前年度も同じ)に対する倍率は2.4倍(前年度4.2倍)となっている。

一方、今回の試験より実施する「大学3年生受験」の志願者は186名となった。志願区分別では小学校113名、中学校36名、高校32名、特別支援学校5名となっている(※養護教諭は大学3年生受験の対象外)。

山口県の教員採用試験は、1次試験(大学3年生受験を含む)が5月10日(土)11日(日)。2次試験は小学校が7月5日(土)〜8日(火)、小学校以外の校種は7月5日(土)6日(日)にそれぞれ行われる。
結果の発表は1次が6月19日(木)、2次は8月8日(金)にそれぞれ行われる。



山口県教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況について
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/178/300064.html

山口県教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験 志願状況資料(PDF)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/178/300064.html