北海道教育委員会と札幌市教育委員会は5月28日、令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の志願者の状況を公表した。
今年度の志願者数は北海道が前年度の2,332名から137名減となる2,195名、札幌市が前年度の1,250名から48名増の1,298名となった。
北海道の受検区分別の志願者数は、小学校400名(前年度469名)、中学校778名(前年度775名)、高校565名(前年度537名)、特別支援学校80名(前年度104名)、養護教諭299名(前年度367名)、栄養教諭73名(前年度80名)で、中学校と高校は前年度より増加となった(※併願者は、第1希望の人数を記載)。
また、札幌市の受検区分別の志願者数は、小学校・幼稚園478名(前年度469名)、中学校・高校603名(前年度573名)、特別支援学校92名(前年度98名)、養護教諭87名(前年度78名)、栄養教諭38名(前年度32名)で、6名減の特支以外は前年度より志願者数が増加している。
なお、北海道、札幌市ともに志願倍率は公表していないが、北海道については今年度の採用予定者数(小学校350名、中学校300名、高校243名、特別支援学校122名、養護教諭40名、栄養教諭10名、総数では1,065名程度)で計算した場合、全体の平均倍率は2.1倍(前年度2.8倍)に。また、受検区分別の倍率では小学校1.1倍(前年度1.2倍)、中学校2.6倍(前年度2.6倍)、高校2.3倍(前年度2.9倍)、特別支援学校0.7倍(前年度0.9倍)、養護教諭7.5倍(前年度4.6倍)、栄養教諭7.3倍(前年度5.3倍)となる。
また、札幌市(今年度の採用予定者数:小学校・幼稚園170名、中学校・高校120名、特別支援学校50名、養護教諭9名、栄養教諭3名、総数では352名程度)では、全体の平均倍率は3.7倍(前年度3.8倍)に。受検区分別の倍率では小学校・幼稚園2.8倍(前年度2.8倍)、中学校・高校5.0倍(前年度5.7倍)、特別支援学校1.8倍(前年度2.0倍)、養護教諭9.7倍(前年度7.8倍)、栄養教諭12.7倍(前年度10.7倍)となる。
北海道・札幌市の教員採用試験は6月15日(日)に1次試験、8月1日(金)〜3日(日)に2次試験がそれぞれ行われ、結果の発表は1次が7月18日(金)、2次が9月26日(金)となっている。
北海道教育委員会・令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査志願者の状況(PDF)
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/1/6/6/8/2/4/9/_/令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の志願者の状況.pdf