2025.05.28

採用試験関連

宮城県 出願者数を公表。平均倍率は4.5倍に

宮城県教育委員会は5月28日、令和8年度(令和7年度=2025年実施)宮城県公立学校教員採用候補者選考の出願者数及び出願倍率を発表した。
今年度の試験では、全体で310名程度の採用予定者数(前年度410名)に対し出願者は1,395名で、前年度の1,426名より31名減少。一方、出願倍率は採用予定者数の減少に伴い、前年度より1.0ポイント上昇し4.5倍となった。

受験区分別の出願者数では小学校304名(前年度334名)、中学校285名(前年度285名)、中・高共通286名(前年度318名)、高校353名(前年度331名)、養護教諭154名(前年度156名)、栄養教諭13名(前年度2名)で、高校(22名増)と栄養教諭(11名増)以外の校種で前年度と同数もしくは下回った。
受験区分別の出願倍率は小学校2.2倍(前年度1.6倍)、中学校4.1倍(前年度2.9倍)、高校3.9倍(前年度3.7倍)、養護教諭15.4倍(前年度15.6倍)となっている。
(※中高共通は教科の配置数〈採用予定者数〉が確定した段階で倍率が確定するため、また、栄養教諭は採用予定数が若干名のため、倍率は非公表)

なお、小学校出願者のうち地域枠(気仙沼・東部・北部)での出願者は気仙沼で8名、東部と北部はそれぞれ16名。小学校、中学校、中・高共通、高校の出願者のうち特別支援学校枠での出願者は小学校で34名、中学校で26名、中・高共通で43名、高校で17名となっている。
(※小学校の地域枠と各校種の特別支援学校枠での出願者は、各出願枠で選考されなかった場合には、出願校種・教科の一般枠での選考対象者となる)

宮城県の教員採用試験は1次試験が7月12日(土)。2次試験は8月27日(水)から9月4日(木)までの間に行われる。
結果の発表は1次が8月1日(金)、2次が9月26日(金)。



宮城県教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)宮城県公立学校教員採用候補者選考 出願者数(PDF)
https://www.pref.miyagi.jp/documents/54209/r8syutugansyasu.pdf

宮城県教育委員会・宮城県公立学校教員採用候補者選考
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ky-teacher/r08kyosai.html