2025.06.04

採用試験関連

兵庫県 応募状況を公表 平均倍率は4.0倍、大学3年生等は693名が応募

兵庫県教育委員会は6月4日、令和8年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。
今年度は1,050名の募集人員に対し応募者(一般出願・令和8年度採用)は4,242名となり、前年度の4,471名からは229名の減少。全体の平均倍率は4.0倍で、前年度の4.2倍(募集人員1,065名)からは0.2ポイント下回った。

受験区分別の応募者数(一般出願・令和8年度採用)は、小学校1,433名(前年度1,617名)、中学校1,008名(前年度1,014名)、高校1,143名(前年度1,189名)、特別支援学校272名(前年度288名)、養護教諭305名(前年度280名)、栄養教諭81名(前年度83名)で、前年度より25名増となった養護教諭以外の区分で前年度より減少となった。
また、受験区分別の倍率は、小学校3.2倍(前年度3.9倍)、中学校3.7倍(前年度3.6倍)、高校5.4倍(前年度5.0倍)、特別支援学校3.0倍(前年度3.2倍)、養護教諭12.2倍(前年度9.3倍)、栄養教諭16.2倍(前年度16.6倍)となっている。

一方、前回の試験から1次試験が受験可能となった大学3年生等の応募者は693名で、前年度の437名からは258名の増となった。受験区分別では小学校329名(前年度175名)、中学校178名(前年度107名)、高校145名(前年度113名)、特別支援学校10名(前年度9名)、養護教諭27名(前年度22名)、栄養教諭4名(前年度11名)となっている。

このほか、実習助手(普通〈理科実験・家庭科実習・ICT機器活用、図書業務、自立活動の補助等〉、農業、工業、水産)に合計で64名、寄宿舎指導員に9名が応募している。

兵庫県の教員採用試験は、1次試験の集団面接試験が6月14日(土)、筆記試験が7月20日(日)に行われる。また、2次試験は8月16日(土)から25日(月)の間に行われる。
結果の発表は1次が8月5日(火)、2次が9月中旬(前年度は9月19日)の予定。



兵庫県教育委員会・令和8年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況(PDF)
https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/uploads/sites/5/2025/06/R8kyouinsaiyoushikenoubojyoukyou.pdf