京都府教育委員会は8月1日、令和8年度京都府公立学校教員採用選考試験のうち、大学3年生等を対象に実施した「大学3年生等チャレンジ選考試験」の結果発表を行なった。
(※京都府の1次試験の結果発表については、こちらの記事を参照)
「大学3年生等チャレンジ選考試験」は、大学3年次で1次試験(小論文、教職教養、専門、面接)の中から選択した試験を受験することができるもので、それぞれの試験で判定し、合格基準を上回った試験については、大学4年次で受験する翌年度(令和9年度=2026年実施)の教員採用選考試験で免除される。
今回は6月14日(土)に筆記試験、7月12日(土)13日(日)に面接試験がそれぞれ行われ、全体で259名(小学校83名、中学校80名、高校77名、特別支援学校5名、養護教諭13名、栄養教諭1名)が受験。その結果、小論文で189名(志願者213名、受験者206名)、教職教養で190名(志願者257名、受験者247名)、専門教科で135名(志願者242名、受験者232名)、面接で107名(志願者160名、受験者151名)が次年度試験免除の資格を得た(※校種別の免除対象者は未公表)
大学3年生等チャレンジ選考試験の受験者は、試験結果に関わらず、大学4年次で受験する次年度(令和9年度=2026年実施)試験に出願可能で、今回合格基準を上回った試験については、次年度に今回合格した校種・教科と同一校種・教科を受験する場合に限り、免除の対象となる。
また、合格による免除は他の免除と組み合わせることも可能で、例えば、今回小論文試験に合格し、4年次に大学推薦を受けた場合には、大学推薦での免除(教職教養試験と専門試験)と組み合わせて、4年次の1次試験では3つの試験が免除(面接試験のみ受験)となる。
また、大学3年生等チャレンジ選考試験の受験者を対象に「大学3年生等応援プログラム」として、説明会や、教員に必要な知識や最新の教育時事を学べるオンデマンド講座、学校現場を体験できる機会などを順次行う予定としている。
京都府教育委員会・令和8年度京都府公立学校教員採用選考試験第1次試験及び大学3年生等チャレンジ選考試験結果・第2次試験のご案内
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?p=10366
京都府教育委員会・令和7年度実施大学3年生等チャレンジ選考試験において次年度試験免除の資格を得た者
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/wp-content/uploads/2025/08/大学3年生等チャレンジ選考試験結果.pdf
京都府教育委員会・令和7年度実施大学3年生等チャレンジ選考試験教科別受験状況
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/wp-content/uploads/2025/07/大学3年生等チャレンジ選考試験受験者数の状況.pdf