【教育ニュース】中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)のワーキンググループ(WG)は9月5日、学校でのデジタル教科書の活用に関する報告書の素案を示した。デジタル教科書が正式な教科書となるのに備え、児童生徒の発達段階に応じた使用方法などをまとめた活用指針を策定する方針を盛り込んだ。
現在、デジタル教科書は紙の教科書の代替として利用されているが、文部科学省は2026年度までに必要な法改正を行い、次期学習指導要領が実施される30年度から正式な教科書とすることを目指している。実現すれば、デジタル教科書も紙と同様に無償提供されることとなる。
デジタル教科書の活用で指針 発達段階に応じた対応明記―中教審(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025090500464&g=soc
【参考】デジタル教科書も正式化 紙との「ハイブリッド」も―中教審(時事ドットコム・2025.02.14)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021400986&g=soc