2025.09.16

採用試験関連

和歌山県 最終合格者282名を発表。最終倍率は3.4倍に

和歌山県教育委員会は9月16日、令和8年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験の最終合格者を発表した。

和歌山県の教員採用試験2次試験(※)は8月1日(金)〜8日(金)にかけて行われ、前年度の275名より7名増の282名が合格した。
(※7月31日に実施を予定していた「集団討論試験」は、カムチャツカ半島地震による津波の影響〈津波警報発令〉により中止となり、「実技試験」と「個人面接」を実施)

校種別の合格者数は、小学校96名(前年度110名)、中学校15名(前年度58名)、中高共通101名(前年度15名)、高校24名(前年度50名)、特別支援学校30名(前年度29名)、養護教員11名(前年度11名)、栄養教諭5名(前年度2名)で、小学校の合格者が前年度より減少したものの、特支と栄養は前年度より増加、養護教員は前年と同数となった。また、中学校及び高校の共通科目の募集枠を統合(※)した「中高共通(国語・数学・理科・英語・音楽・美術・保健体育・家庭)」と「中学校(社会・技術)」「高校(地理歴史・書道・工業・商業・情報)」の合格者の合計は140名となり、前年度の123名から17名増となった。
(※)前年度試験では、中高共通のうち「国語」「数学」「理科」「英語」は中学校と高校のそれぞれで募集。また、高校の「書道」は前年度試験では募集なし。

また、最終倍率(1次試験受験者を最終合格者で割ったもの)は、全校種合計3.4倍(前年度3.8倍)となった。
校種別では小学校3.5倍(前年度2.9倍)、中学校3.7倍(前年度4.2倍)、中高共通3.4倍(前年度9.4倍)、高校2.9倍(前年度3.3倍)、特別支援学校2.6倍(前年度2.7倍)、養護教員7.3倍(前年度6.0倍)、栄養教諭2.2倍(前年度8.0倍)となっている。

和歌山県ではこのあと、和歌山県外の現職教員等および和歌山県内の国公立学校の常勤講師を対象とした令和8年度 和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験の「秋選考」(小学校と特別支援学校を対象に実施)を、11月1日(土)に行う(※秋選考についてはこちらの記事を参照)。



和歌山県教育委員会・令和8年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験実施結果(PDF)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top_d/fil/R8_jissikekka.pdf

和歌山県教育委員会・令和8年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験合格者一覧(PDF)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top_d/fil/R8_goukakusha.pdf

和歌山県教育委員会・令和8年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top.html