2025.09.12

採用試験関連

京都市 名簿登載者424名を発表。最終倍率は3.4倍に

京都市教育委員会は9月12日、令和8年度(令和7年度実施)京都市立学校教員採用選考試験の第2次試験選考結果を発表した。

京都市の教員採用試験の2次試験は8月16日(土)17日(日)に行われ、前年度の331名より93名増、平成以降では最多となる424名が2次合格者(採用候補者名簿登載者=内定者)となった。
校種別の2次合格者数は幼稚園2名(前年度2名)、小学校182名(前年度151名)、中学校131名(前年度82名)、高校21名(前年度22名)、総合支援学校72名(前年度59名)、養護教諭12名(前年度12名)、栄養教諭4名(前年度3名)で、小学校(31名増)、中学校(49名増)、総合支援学校(13名増)、栄養教諭(1名増)で前年度より合格者が増加した。

また、最終倍率(志願者数を2次合格者者数で割ったもの)は全校種合計で3.4倍で、前年度の4.1倍からは0.7ポイント低下。
校種別では幼稚園・小学校が2.7倍(前年度3.1倍)、中学校3.9倍(前年度5.9倍)、高校7.4倍(前年度6.7倍)、総合支援学校2.0倍(前年度2.4倍)、養護教諭7.3倍(前年度7.8倍)、栄養教諭8.3倍(前年度9.3倍)となっている。
(※前年度の合格者・最終倍率は昨年11月の追加合格者を含めた数値)

今回の合格者のうち、新卒者は前年度より54名増となる166名で、そのうち大学3回生等 JUMP UP 特別選考(合格者コース・一部合格者コース)で51名、大学・大学院推薦制度で49名が合格者となった。このほか、フロンティア特別選考では保健体育コースで元ラグビー日本代表候補者1名、英語コースでCEFR C1相当の英語力を有する1名が合格。総合支援学校受験資格特例(採用日時点で特別支援学校の普通免許状を有しない場合に、採用後3年以内に取得する)では25名が合格者となった。
また、京都市の常勤講師から合格者の約半数にあたる196名が合格したほか、合格者の3分の1にあたる142名が京都市独自の教員養成システム(京都教師塾、連合教職大学院)出身者となっている。



京都市教育委員会・令和8年度京都市立学校教員採用選考試験 採用候補者名簿登載者(PDF)
https://kyoin.city.kyoto.lg.jp/files/download/freepage_document_blocks/d2791f77-02eb-4174-a9c0-5bf953191232/value01/value02#ext=.pdf

京都市教育委員会・令和8年度(令和7年度実施)京都市立学校教員採用選考試験結果について(広報資料・PDF)
https://kyoin.city.kyoto.lg.jp/files/download/freepage_document_blocks/712c9576-9397-48ac-8d22-003a5e08bfe7/value01/value02#ext=.pdf