北海道教育委員会は10月8日、ホームページにて令和8年度(2026年度)北海道公立学校教員採用候補者選考検査「秋選考」の実施要領を発表し、同日より出願の受付を開始した。
北海道ではこれまで、追加選考という形で秋の試験を実施していたが、今夏の試験の実施要項では、複数回の受検機会を設定するとして「秋選考」の実施を予告していた。
秋選考では、一般選考(令和8年度〈2026年度〉北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査(北海道採用希望)の第1次検査合格者で、第2次検査の適性検査、教科等指導法検査、面接検査及び実技検査のいずれかまたは全部を受検しなかった者が対象)と特別選考(障がい者、スポーツ・芸術、工業・水産、社会人、現職教員、登録辞退者、期限付教員、キャリア・リターン、ALTの各特別選考)を実施する。
※一般選考および各特別選考の受検資格については秋選考の実施要領を確認すること。
また、募集する校種、教科(科目)及び採用予定数は以下の通りとなっている。
・小学校教諭:50名程度
・中学校教諭:国語(20名程度)、数学(10名程度)、理科(15名程度)、美術(2名程度)、技術(3名程度)、家庭(3名程度)、英語(3名程度)
・高等学校教諭:国語(15名程度)、理科(生物で1名程度)、英語(10名程度)、工業(機械・電気〈電子・情報技術を含む〉・土木・電気通信あわせて5名程度)、水産(3名程度)、看護(1名程度)
・特別支援学校教諭:小学部(10名程度)、中学部(国語、音楽、美術、技術、家庭、英語あわせて10名程度)、高等部(国語、地理歴史〈地理〉、数学、理科〈物理・化学・生物〉、音楽、英語、家庭、情報、農業〈生産〉、工業〈機械〉、商業、福祉あわせて10名程度)、自立活動(肢体不自由・1名程度)
出願はWebエントリーと郵送(簡易書留)での受付で、受付の締め切りは10月31日(金)(Webエントリーは17時まで受付、郵送の場合は当日の消印まで有効)。
試験は11月16日(日)に北海道札幌工業高等学校(札幌市北区)で「適性検査」「論文検査」「面接検査(個別面接Ⅰ、個別面接Ⅱ)」を実施。
合格発表は12月15日(月)に行われる。
北海道教育委員会・令和8年度(2026年度)北海道公立学校教員採用候補者選考検査秋選考の実施について
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ksi/236957.html
北海道教育委員会・令和8年度(2026年度)北海道公立学校 教員採用候補者選考検査秋選考 実施要領
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/2/2/6/4/5/4/5/_/令和8年度(2026年度)北海道公立学校教員採用候補者選考検査秋選考実施要領.pdf