大阪府教育庁(教育委員会)は12月24日、2027(令和9)年実施予定の令和10年度教員採用選考テストからの教員採用選考に係る第一次選考(1次試験)の共同実施導入に伴う変更点を公表した。
試験構成の変更として、現行(令和9年度試験〈2026年実施〉まで)別日程で実施している教養筆答テスト(1次で実施)と専門筆答テスト(2次で実施)を同一日で実施し、教養筆答テストと専門筆答テストを合わせて1次試験(2027年6月12日実施)とする。
これにより1次試験は「筆答テスト」、2次試験は「面接テスト、実技テスト」というシンプルな構成に変わる。
また「大学3年生等を対象とした選考」(※)並びに免除制度については、受験者への影響を最小限にするためにこれまでの制度を継続するが、教養と専門の両筆答テストと実技テストが免除されている「現職教諭対象の選考」受験者(面接試験のみ実施)以外は、試験会場へ1次と2次の2回、足を運ぶ必要がある。
(※令和10年度試験での「大学3年生等を対象とした選考」の場合は、大学3年時に受験する1次試験では教養筆答テストのみ受験し、翌年度は残りの専門筆答(1次)と2次試験の面接、実技の各テストを受験する。ただし、令和9年度テストで実施する「大学3年生等を対象とした選考」の通過者については経過措置として、令和10年度テストに限り、特別選考として専門筆答、面接、実技の各テストをを2次試験として受験する)
大阪府教育庁・令和10年度大阪府公立学校教員採用選考テスト(令和9年度実施)について
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/fumin/o180110/prs_51108.html
大阪府教育庁・令和10年度大阪府公立学校教員採用選考テスト(令和9年度実施)の主な変更点について(PDF)
https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/122424/r10henkoten.pdf